開講年度2019
科目名地域文化研究Ⅶb
科目ナンバーK231-804-66
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者安藤 充
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
国際社会におけるオーストラリア / 日本とオーストラリア
授業の概要
 この科目は、春学期でオーストラリアの基本を学んだことをベースに、オーストラリアが世界とどう付き合っているのか、日本とどう関わっているのか、この2つを主題に、考察を進めていく。
 イギリス系中心のオーストラリアだが、地理的に意外と近いアジア諸国とは、どういう関わり方をしてきたか。また移民国家オーストラリアは、難民受け入れも積極的におこなっているのか。身近で時事的なトピックを取り上げながら、オーストラリアの国際関係を理解してもらうことが1つめのトピックである。
 もう一つは日豪関係。語学留学や観光というイメージが強いオーストラリアだが、これまで両国はどのような関わりをもってきたのか。日本の大学生がこれまでの日豪関係の歩みをよく理解したうえで将来の日豪交流を深化させてもらいたい、これが2つめのテーマである。
授業の到達
目標
 問題提起・課題研究・発表と議論・プリントと映像・まとめ・復習というサイクルで毎回の授業を展開していく。これによって次の点が到達目標として挙げられる。
・与えられた問題に対して、限られた時間で情報収集、分析、考察して、答えを導くことができる
・調べてまとめたことを口頭で発表し、質問や反論に応じることができる
・配布資料や映像資料(英語と日本語)から要点を的確に理解することができる
・年表や統計データから的確に事象を読み取ることができる
・理解したことや疑問点について意見交換することで、異なる意見をうけとめ自分の考えをさらに広げ深めることができる
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1授業方針の説明、時事トピック概説
・オーストラリアの国際関係序論
【予習】シラバスを読み、授業内容を把握、関連するインターネットサイトを閲覧(60)
【復習】近年の時事トピックからオーストラリアの立ち位置を理解(60)
2白豪主義導入から解体のプロセス
・ゴールドラッシュ・独立・戦後の大量移民の流れ
【予習】白豪主義の意味と歴史的展開を調べる(150)
【復習】白豪主義について授業内容を確認し理解を深める(90)
3多文化主義の魅力と課題
・アジア系移民をめぐる政策と世論
【予習】アジア系に対するオーストラリアの移民政策の変遷を調べる(150)
【復習】オーストラリア主流社会とアジア系移民の関わりについて、授業内容を確認し理解を深める(90)
4国際貢献と国益
・東南アジア諸国に対するオーストラリアの関与の目的と評価
【予習】オーストラリアが東南アジア諸国に対して果たしてきた国際貢献について調べる(150)
【復習】国際貢献と自国の国益の問題について、授業内容を確認し理解を深める(90)
5難民受け入れの現状と課題
・人道主義と安全保障
【予習】オーストラリアの難民受け入れ状況について調べる(150)
【復習】難民受け入れに関わる問題について、授業内容を確認し理解を深める(90)
6対米・対中関係
・緊密な経済関係と安全保障
【予習】日本よりも中国を向くオーストラリアの近年の動向について調べる(150)
【復習】オーストラリアと米中との関係について授業内容を確認し理解を深める(90)
7小テスト、日豪関係概説【予習】小テストのための復習(240)
【復習】年表に目を通して日豪関係史の大きな流れを確認する(60)
8明治期の日豪関係
・出稼ぎ移民、白豪主義の影響
【予習】明治期に日本からオーストラリアに渡った人々について調べる(150)
【復習】明治期の日豪関係について授業内容を確認し理解を深める(90)
9戦争をめぐる日豪関係
・「反日」を生み出したもの
【予習】太平洋戦争における日豪の関わりについて調べる(150)
【復習】戦争が与えた大きな影響について授業内容を確認し理解を深める(90)
10戦後の経済関係発展と摩擦
・相互補完関係、経済偏重が生む問題
【予習】反日から経済関係復活までの流れと要因を調べる(150)
【復習】両国の貿易関係の特徴と課題について授業内容を確認し理解を深める(90)
11留学とワーキングホリデー
・若者の交流による日豪交流の深化
【予習】ワーキングホリデー制度創設の背景と現況について調べる(150)
【復習】青少年の日豪交流のあり方について、授業内容を確認し理解を深める(90)
12観光をめぐる日豪関係
・日豪双方の観光の特徴と傾向
【予習】ここ30年間の豪日間の観光の動向を調べる(150)
【復習】相互の訪問者数の動向とその要因について、授業内容を確認し理解を深める(90)
13多国間・二国間の枠組みと日豪関係
・APEC、EPA、TPPをめぐる両国
【予習】両国が関わる経済圏形成の動向について調べる(150)
【復習】広域経済圏の展望と課題について、授業内容を確認し理解を深める(90)
14クジラをめぐる問題 
・価値観の対立とその克服
【予習】捕鯨をめぐる日本とオーストラリアの主要な見解について調べる(150)
【復習】授業内容を確認したうえで、クジラをめぐる問題の克服について、自分なりの見解をまとめる(90)
15小テスト、授業のまとめ【予習】小テストのための復習(180)
【復習】学習内容全体の確認(90)
    
16定期試験総復習(240)
評価方法・基
準(評価割合)
 期末定期試験40%、授業への積極参加40%、小テスト20%で評価する。
 毎回の授業でのワークシート書き込み、予習復習および課題への取り組みと積極的発表を、授業への積極参加として評価する。小テストは理解度確認のために2回おこなう。詳細は授業の中で説明する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』プリント配布
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.トピックごとに授業中で紹介
参考URL
1.オーストラリアについて在日オーストラリア大使館・教育情報サイトマップ
2.豪日交流基金日豪交流を促進する機関のサイト
3.日豪プレスオーストラリア在住日本人向け情報サイト
質疑応答
毎回の授業後、およびオフィスアワー時に対応する。
備考
 春学期科目(VIIa)の履修を前提に授業を進めていくが、秋学期からの受講も可能。
画像
ファイル
更新日付2019/02/04 15:14:01