開講年度2019
科目名宗教教理学Ⅱ
科目ナンバーR311-113-28
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者大橋 真砂子
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
キリスト教社会の過去と現在
授業の概要
世界に広がっているキリスト教を取り上げて、その信仰内容、組織および典礼について学ぶ。欧米を中心としたキリスト教社会が政治や経済、学問などにどのような影響を与えてきたかを学ぶ。
授業の到達
目標
西洋文明やキリスト教について説明できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「イントロダクション」
予備的な内容として、現代日本の社会と宗教について説明します
【予習】シラバスを読み、授業内容をあらかじめ把握する(20)
【復習】授業内容について確認する(30)
2「キリスト教概説(1)」
キリスト教の成立と展開について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(ナザレのイエス、新約聖書)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
3「キリスト教概説(2)」
キリスト教の信仰内容の基本について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(三位一体、最後の審判)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
4「キリスト教と政治(1)」
古代から近世におけるヨーロッパの国家と宗教の関係について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(王権神授説)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
5「キリスト教と政治(2)」
近現代のヨーロッパにおける政教分離について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(政教分離)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
6「キリスト教と経済活動(1)」
古代・中世のヨーロッパにおける「富」の在り方についてキリスト教との関係で説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(清貧)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
7「キリスト教と経済活動(2)」
近世以降の欧米における、経済活動や蓄財についてのカルヴァン派の影響について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(カルヴァン派、予定説)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
8「キリスト教と他宗教(1)」
かつて当たり前であった「教会の外に救いなし」の思想について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(「教会の外に救いなし」)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
9「キリスト教と他宗教(2)」
現代キリスト教の宗派間における他宗教への態度の違いについて説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(第二バチカン公会議)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
10「キリスト教と学問(1)」
中世ヨーロッパで成立した大学について説明します。
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(中世の大学、神学)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
11「キリスト教と学問(2)」
近代以降の西欧で展開した、科学の宗教からの「独立」について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(進化論、自然選択説)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
12「キリスト教社会と聖書(1)」
キリスト教社会における聖書の影響について、ホスピタリティという観点から説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(慈善事業、寄付)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
13「キリスト教社会と聖書(2)」
キリスト教社会における聖書の影響について、医療活動という観点から説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(ハンセン病)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
14「キリスト教社会と聖書(3)」
キリスト教社会における聖書の影響について、人種差別という観点から説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(黒人奴隷、アパルトヘイト)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
15「授業の総括」
授業全体を振り返ります
【予習】試験対策としてこれまでの学習内容を確認する(120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(100点満点)と毎回課す小レポート(理解度と文章力)で総合的に評価する
評価の配分は、定期試験60%、小レポート40%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中にプリントを配布』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業後に教室内で応じる
備考
正当な理由なく授業の3分の1を超えて欠席した場合、成績評価の対象とはならない
画像
ファイル
更新日付2019/02/04 22:53:31