開講年度2019
科目名宗教学英書入門Ⅱ
科目ナンバーR231-113-12
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者林 淳
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
英語で読む都市伝説
授業の概要
この授業では、アメリカの都市伝説研究の第一人者、Jan Harold Brunvandの都市伝説集成を読みます。アメリカの都市伝説は、軽妙な話から恐怖物まで幅広くあるジャンルですが、できるだけアメリカの宗教的状況を反映しているものを読み、アメリカ宗教史にアプローチします。
授業の到達
目標
英語で書かれた都市伝説の解読を通じて、英語読解力を向上させることができる。アメリカの宗教的多元性、政教分離について基本事項を修得できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「ガイダンス」
○本授業の概要について説明します。
○プリントを配布します。
【予習】シラバスを読み、本授業内容をあらかじめ把握する(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
2「アメリカ宗教史の入門(1)」
○イギリスからの移住者の歴史を学びます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
3「アメリカ宗教史の入門(2)」
○アメリカの独立戦争を学びます。
○政教分離について学びます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
4「日本の妖怪」
○日本の妖怪を考えて、アメリカの都市伝説との違いをディスカションをします。
【予習】プリントの該当箇所を読み、自分の意見をまとめておく(60)
【復習】ディスカションを振り返り、他の人の意見を記録する(60)
5「都市伝説とは何か」
○Jan Harold Brunvandの都市伝説の定義と、その特徴を学びます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
6「消えるヒッチハイカー(1)」
○内容を検討します。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
7「消えるヒッチハイカー(2)」
○話型の多様性を考えてみます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
8「消えるヒッチハイカー(3)」
○キリスト教の終末論とのつながりを学びます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
9「アメリカの車社会をめぐって(1)」
○車にかかわる都市伝説を紹介し、その特徴を考えます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
10「アメリカの車社会をめぐって(2)」
○車にかかわる都市伝説を紹介し、その特徴を考えます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
11「悪魔の描き方」
○悪魔が出る都市伝説を読み、その描き方を分析します。
【予習】悪魔のイメージについて調べておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
12「幽霊の描き方」
○幽霊が出る都市伝説を読み、キリスト教的含意を分析します
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
13「牧師の役割」
○都市伝説の中で牧師がどのような役割を演じるのかを考察します
【予習】牧師のイメージについて調べておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
14「日米の都市伝説の比較」
○日本の学校の怪談と比較して、アメリカの都市伝説にはどのような特徴があるのかを議論します
【予習】プリントの該当箇所を読み、自分の意見をまとめておく(60)
【復習】ディスカションを振り返り、他の人の意見を記録する(60)
15「まとめ」
○都市伝説について自分の意見をまとめて、提出する
【予習】レポートをまとめてくる(60)
【復習】他の人のレポートの発表を記録化しておく(40)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
毎回、出席をとり、小テストを行う。授業中にあらかじめ指定された箇所の翻訳を学生におこなってもらう。学期末には試験を実施する。授業参加度・小テストによって50%、試験によって50%で評価する。
テキスト
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『消えるヒッチハイカー』ジャン・ハロルド・ブルンヴァン新宿書房2500
2.『ドーバルマンに何がおこったの?』ジャン・ハロルド・ブルンヴァン新宿書房2500
参考URL
質疑応答
授業の前後、宗教文化学科の研究室(3520)で質問を受け付ける。またオフィスアワー(木曜日、昼休み)でも可能。メールで事前に連絡をするのが望ましい。hayashi@dpc.agu.ac.jp
備考
(1)翻訳をあてられた場合には、無断欠席しないこと。
(2)デスカッションタイムを設けるので、積極的に発言すること。
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ファイル
更新日付2019/02/01 14:02:18