開講年度2019
科目名日本の文化と社会Ⅱ
科目ナンバーB231-162-02
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者広瀬 英史
単位数2
曜日・時限秋学期 月曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
ことばと生活
授業の概要
 この講義では、人間(日本人)やその営みの場である生活(日本社会での生活)を、言語という視点を通して観察する力を涵養する。
 後期(Ⅱ)では、「社会と言語」というテーマで講義していく。言語の習得、特殊なコミュニケーション、言語と社会の関わり(言葉に反映された社会的な事柄)を主として観察する。
授業の到達
目標
 受講者は事前に、自分の身の周りを振り返り、「ことばと生活の繋がり」について考えてくる。これを受講者がグループをつくり、グループ内で意見交換をする。その後、教員から得た新たな「ことばの視点」から、身の回りの生活を振り返る。これにより、講義を受ける前と受けた後で考え方にどのような違いを生じたかを振り返ることができ、各自が新たな知見を広めたことを再確認できるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1食生活と言語1(食に関する言語生活)・「食生活と言語」というテーマが与えられたら、どのようなことを書くか考えてみる。
関連する本を手に取り、要点をノート等にまとめて記しておくこと。
以上180分
2食生活と言語2(「味」と「味覚」の語義)・講義内容の復習
・何人かの食レポを見て、レポーターの全コメントをノート等に記しておくこと。
以上180分
3食生活と言語3(うまさを表現してみる)・講義内容の復習
・言語変化とは具体的にどういうものか、それをどのように観察するのかについて、関連文献に目を通し、要点をノート等にまとめて記しておくこと。
以上180分
4食生活と言語4(うまさを表現する工夫)・講義内容の復習
・こどもはどのように言語を獲得するのか、どんな言葉から覚えるのかについて考え、浮かんだ言葉をノート等にまとめておくこと。
以上180分
5食生活と言語5(感覚を表現すること)・1~4回の講義内容の総復習 180分
・「食生活と言語」に関する課題を出すので、それについて調べ文章にまとめる。 300分
6ジェンダーからみた日本語1(女性語とは)・「ジェンダーからみた日本語」というテーマが与えられたら、どのようなことを書くか考えてみる。
以上180分
7ジェンダーからみた日本語2(江戸時代)・講義内容の復習
・「女性語」に関する本を手に取り、要点をノート等にまとめて記しておくこと。
以上180分
8ジェンダーからみた日本語3(明治時代)・講義内容の復習
・江戸明治期の「女ことば」について関連する本を手に取り、要点をノート等にまとめて記しておくこと。
以上180分
9ジェンダーからみた日本語4(昭和)・講義内容の復習
・昭和期の「女ことば」について関連する本を手に取り、要点をノート等にまとめて記しておくこと。
以上180分
10ジェンダーからみた日本語5(日本語のジェンダー)・6~9回の講義内容の総復習 180分
「ジェンダーからみた日本語」に関する課題を出すので、それについて調べ文章にまとめる。 300分
11CM表現からみた日本語1(広告の歴史)・「CM表現からみた日本語」というテーマが与えられたら、どのようなことを書くか考えてみる。
以上180分
12CM表現からみた日本語2(広告媒体とことば)・講義内容の復習
・「広告媒体の歴史」について調べて、調べたことをノート等にまとめておくこと。
以上180分
13CM表現からみた日本語3(文字の効果)・講義内容の復習
・「字体とその効果・字体と広告の効果」について調べて、調べたことをノート等にまとめておくこと。
以上180分
14CM表現からみた日本語4(漢字と広告)・講義内容の復習
・看板、テレビCMを「文字」に注目し、気になったもの、関心をもったものをノート等にまとめて記しておくこと。
以上180分
15CM表現からみた日本語5(文字とCM)11~14回の講義内容の復習 180分
「CM表現からみた日本語」に関する課題を出すので、それについて調べ文章にまとめる。 300分
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業中にグループディスカッションを行う。ディスカッションにおける貢献度(40%)
学期中に2回のテストを行う(60%)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
メールにて行う。
メールアドレスは第1回目の授業で示す。
備考
第1回目の授業には必ず出席すること(講義の趣旨を納得した上で受講してもらうため)
  第1回目の授業も出欠の対象となる。
  より詳細な評価方法や講義内容について第1回目の講義で説明する。
  授業中の携帯電話等の扱いに関するルールについて第1回目の講義で説明する。
  授業中の居眠りや、グループディスカッション以外でのスマホ操作等を見つけた場合は出席扱いしない。
第1回目の講義欠席者には、講義の趣旨を理解してもらうため、講義内容に関わる課題を出す。
画像
ファイル
更新日付2019/01/27 00:49:35