開講年度2019
科目名教育学Ⅱ
科目ナンバーB131-271-02
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者山口 拓史
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
日本の「教育改革」を見極める
授業の概要
 2013年1月に「教育再生実行会議」による教育改革が始動し、現在に至っています。
 日本の教育の歴史を振り返ると、「教育改革」という言葉が何度も繰り返して登場していることがわかります。その時々の「改革」によっては、日本の教育はどのように変化してきたのでしょうか。
 この授業では、日本における過去の「教育改革」の概要を学び、その比較を通して現代の「教育改革」の内容とねらいについて皆さんとともに考察していくとともに、最終的には日本の「教育改革」の流れを理解できるようになることをめざします。
 授業の形態は、PCスライドを利用した講義形式を予定していますが、必要に応じてディスカッションの機会も設けたいと思います。
授業の到達
目標
 この授業において、受講生に期待されることは次のようなことです。
(1) 各回の授業内容について、のちに復習ができるように講義ノートを整理できる。
(2) 各回の授業テーマに関するキーワードを摘出して、その内容を適切に説明できる。
(3) 各回の授業テーマについて、自分の意見を簡潔に記述できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス:この授業の概要とねらいについて<予習>特に必要ないが、遅刻しないように!
<復習>この授業のねらいについて確認しておく(30~)
2「教育改革」という言葉の意味を考えてみる<予習>「教育改革」から連想したことを2つ考えておく(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
3「教育改革」の性格を理解する<予習>自身が経験した教育改革を想起しておく(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
4「教育改革」の流れをつかむ<予習>自身の親世代の教育改革について聞き取っておく(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
5教育再生実行会議の「教育改革」を理解する<予習>この教育改革の実施時期や主な改革内容などを調べておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
6教育再生懇談会の「教育改革」を理解する<予習>この教育改革の実施時期や主な改革内容などを調べておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
7教育再生会議の「教育改革」を理解する<予習>この教育改革の実施時期や主な改革内容などを調べておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
8教育改革国民会議の「教育改革」を理解する<予習>この教育改革の実施時期や主な改革内容などを調べておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
9臨時教育審議会の「教育改革」を理解する<予習>この教育改革の実施時期や主な改革内容などを調べておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
10中央教育審議会の「教育改革」を理解する<予習>この教育改革の実施時期や主な改革内容などを調べておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
11「戦後」の教育を知る(動画視聴)<予習>1945年終戦直後の学校の様子をイメージしておく(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
12「第2の教育改革」を理解する<予習>この教育改革の実施時期や主な改革内容などを調べておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
13「明治」時代の教育を知る(動画視聴)<予習>戦前学校教育の様子をイメージしておく(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
14「第1の教育改革」を理解する<予習>この教育改革の実施時期や主な改革内容などを調べておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
15まとめ:日本の「教育改革」を見極める<予習>「2つの期待」を振り返っておく(30~)
<復習>定期試験に向けた振り返り(30~)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(80%)および平常点(20%)で評価を行います。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『特に指定しません。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『参考文献等は適宜紹介します。』
2.『必要に応じてプリント資料を配布します。』
参考URL
質疑応答
原則として、授業時間内あるいは下記のオフィスアワーにおいて随時対応します。
オフィスアワー(通年):火曜日(12:45〜13:15)、木・金曜日(12:45〜13:30)およびメール等で事前予約された時間帯に2号館5階2525研究室にて。
備考
※上記の各回授業内容は変更する場合があります。
【重要】
(1) 教育政策や教育問題に関心を持っている学生の受講を希望します。
(2) 授業には必ず学生証を携行してください(忘れた場合は欠席扱いとなります)。
(3) 遅刻者にはペナルティを課します。
(4) 授業中は指示された場合以外の携帯電話等の使用を禁じます。
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更新日付2019/02/14 16:44:13