開講年度2019
科目名社会政策論Ⅰ 講義
(全)開講学科2017年度経済学研究科経済学専攻修士課程
開講種別春学期
対象学年1年
担当者玉井 金五
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 6時限
キャンパス名城公園キャンパス


サブタイトル
現代日本の雇用保障
科目のねらい
 雇用を取り巻く領域は日々大きな変化を遂げており、そのダイナミックな実態に迫ることはもちろん重要であるが、問題化している論点の鋭利な本質究明と、それに基づく適正な政策・制度の迅速な実施が不可欠であり、それらの追究に力点をおく。
到達目標
 企業、職場、地域レベルでの具体的な動きを反映する形で、政府レベルの政策・制度が形成されていく有様をトータルに捉えることを目標とする。
授業の内容・
計画
 21世紀に入ってからますます注目されるようになってきている高齢者雇用、女性雇用、障害者雇用をはじめとする非成年男性労働者層が関係する領域に焦点をあてることにする。その主な理由は、今後こうした層が社会での比重を一層高めていくだけでなく、貴重な機能、役割を果たすことが期待されているからに他ならない。アプローチの方法としては、まず現在に至るまでの系譜を丹念に跡付け、どういった経緯で今日の地点に到達したのかの把握に主眼をおく。
評価方法
(基準等)
平常点(50点)とレポート(50点)の総計とする。
授業外の学修
(予習・復習)
講義の都度、必要なことを指示する。
教科書・
参考書
玉井金五『共助の稜線』法律文化社、2012年。
玉井金五・久本憲夫編『高度成長のなかの社会政策』ミネルヴァ書房、2004年。
玉井金五・大森真紀編『三訂 社会政策を学ぶ人のために』世界思想社、2007年。
久本憲夫・玉井金五編『ワーク・ライフ・バランスと社会政策』法律文化社、2008年。
参照URL
質疑応答
講義終了後に受け付ける。
備考
画像
ファイル
更新日付2019/01/31 15:18:15