開講年度2019
科目名経営統計研究 講義
(全)開講学科2018年度経営学研究科経営学専攻博士前期課程
開講種別通年
対象学年1年
担当者田中 浩光
単位数4
曜日・時限通年 火曜日 5時限
キャンパス名城公園キャンパス


サブタイトル
経営データの問題分析と統計的データ解析法
科目のねらい
 本講義では、初めて統計学に接する学生も考慮して、講義内容を組み立てている。経営学諸分野における問題解決の際に、有用となる統計的考え方・見方を修得する。春学期では、生産計画などで生じる要因分析や需要予測について有効となる、相関分析・回帰分析を修得する。秋学期では、春学期で修得した知識を活用して、アンケート調査データの解析法について修得する。春・秋の両学期とも、後半においてはパソコン室に移り、表計算ソフトExcelを駆使する。課題である「生のデータの解析」を実施することで講義内容の理解を深める。受講者の理解を考慮して、進度・講義内容を調整する。
到達目標
 経営学分野での諸問題に対し、統計的視点に基づく解決の方法が修得できる。Excelを駆使して、代表的な統計手法である相関分析法と回帰分析法が修得できる。その上で、アンケート調査データの解析法が修得できる。
授業の内容・
計画
 講義・実習では、原則として、下記のスケジュールにしたがう。第1週(第16週)から第9週(第24週)までは講義室での学習を、第10週(第25週)以降はパソコン室に移り、表計算ソフトExcelを駆使する。課題の作成を通して、講義内容の理解を深める。ただし、受講者の理解を考慮して、進度・講義内容を調整する。

第1回:オリエンテーション            
第2回:データの要約と図示            
第3回:基本統計値の算出と意味             
第4回:箱ひげ図と散布図    
第5回:相関分析:応答と応答の関係、ピアソンの相関係数の算出と解釈
第6回:疑似相関と処方餞(データの分割、偏相関係数、条件付き相関係数など)             
第7回:回帰分析:要因と応答の関係、重回帰モデルの構築                   
第8回:(重)回帰分析:推定回帰係数、決定係数の解釈                   
第9回:(重)回帰分析:適用上の留意点         
第10回:実習(Excel)                 
第11回:  〃                    
第12回:  〃                  
第13回:課題作成(質疑応答)   
第14回:  〃         
第15回:課題作成・提出               
第16回:春学期の復習 
第17回:アンケート調査データと解析           
第18回:データの分類と背景因子            
第19回:データの層別と併合
第20回:経営データの分析例(1)
第21回:経営データの分析例(2)         
第22回:分割表データの解析:二元分類          
第23回:分割表データの解析:三元分類            
第24回:アンケート調査データの設計
第25回:課題作成(質疑応答):Excelの活用           
第26回:  〃            
第27回:  〃          
第28回:  〃
第29回:  〃 
第30回:課題作成・提出  
評価方法
(基準等)
(1)レポート試験(70%)、(2)平常点(30%):詳細は最初の講義時に説明します。
*平常点には、受講態度と講義終了直前での小問題の解答が含まれます。
授業外の学修
(予習・復習)
 講義終了直前での小問題の内容を次回の講義までに理解する。
教科書・
参考書
テキストについては、別途指示する。参考文献については、講義内容に応じて、適宜紹介する。
参照URL
質疑応答
 講義などで疑問がある場合は、講義時間内・後において、遠慮なく質問してください。オフィスアワー(水曜日昼休み12時35分~13時05分、場所田中研究室(2808))を活用してください。
備考
画像
ファイル
更新日付2019/02/08 18:00:57