サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 春学期には、母語としての英語習得について、子どもの言語習得の発達の筋道を理解することを基礎にして、大人の英語習得の実際について考える。その際に、子どもの母語習得と大人の英語習得の類似点と相違点を明らかにしていく。秋学期には、母語習得の理論について、三つのアプローチがあることを学ぶ。その上で、それぞれの母語習得のアプローチを基盤にした英語教育の教授法について整理する。最後に、それぞれの教授法の関係を俯瞰し、教育現場への示唆について考察する。 |
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到達目標 | | この授業の到達目標は以下の通りである。 ・子どもの母語としての英語習得について理解できるようになる。 ・大人の英語習得について理解できるようになる。 ・母語習得の理論について理解できるようになる。 ・第2言語習得の理論と教育アプローチについて理解できるようになる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 授業計画 春学期 第1回:授業のオリエンテーション 第2回:言語習得とは何か? 第3回:子どもは言葉の正確さをどのように身につけていくか? 第4回:子どもは文法をどのように習得していくか? 第5回:子どもは複雑な文法をどのように習得していくか? 第6回:第2言語習得とは何か? 第7回:大人が間違えることは恥ずかしいことか? 第8回:大人が文法を使いこなしていくプロセスとは? 第9回:子どもと大人では習得順序は全く違うか? 第10回:母語は第2言語習得にどのような影響を与えるか? 第11回:日本語英語の発音から脱却するために必要なこととは? 第12回:日本人英語学習者の犯す間違いとは? 第13回:母語の影響はいつも目に見えるものなのか? 第14回:英語的発想に切り替えるために何が必要か? 第15回:間違いを犯すことは学習不足を意味するのか?
秋学期 第1回:授業のオリエンテーション 第2回:言語習得を説明する三つのアプローチとは? 第3回:親が教えることを強調したアプローチ 第4回:子どもが学びとることを強調したアプローチ 第5回:親子が交流することを強調したアプローチ 第6回:どの理論が一番いいのか? 第7回:教師が教えることを強調したアプローチ 第8回:学習者が学びとることを強調したアプローチ 第9回:相互交流を強調したアプローチ(1) 第10回:相互交流を強調したアプローチ(2) 第11回:それぞれの教授法はどのような関係にあるか? 第12回:技能別の教授法(1)(リスニング、スピーキング) 第13回:技能別の教授法(2)(リーディング、ライティング) 第14回:技能別の教授法(3)(技能統合活動、プロジェクト型授業) 第15回:まとめ
定期試験 授業内容の中から、興味のあるテーマについて取り上げ、レポートにまとめる。(春学期1回、秋学期1回) |
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評価方法 (基準等) | | 授業での小テスト30%、授業への参加と発表 30%、レポート40% |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業は、テキストの輪読により行うため、次回の発表についての予習をし、レジュメにまとめる必要がある。授業の復習は、前回の授業内容について振り返り、次回の授業の最初に小テストにてチェックする。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書:和泉伸一 (2016) 『第2言語習得と母語習得から「言葉の学び」を考える』東京:アルク 参考書・参考資料等は適宜授業で配付する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問等がある場合には、オフィスアワー(月曜日2限)に研究室(3315)に来ること。事前にアポイントメントを取ることが望ましい。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2019/02/12 14:04:59 |