サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 精神科病院実習のねらいは、精神科臨床等に従事できる公認心理師・臨床心理士となるための倫理観や専門性を学ぶことです。具体的には、精神科における精神病理や精神力動のアセスメント、心理療法、他職種・他機関との連携を体験的に学び、心理職として求められる内省的態度や社会常識を身につけること、職場方針を順守しながら心理職の独自性を模索し、実践していく力を身につけることが目指されます。 |
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到達目標 | | ①患者様との関わりを通じ、「自分の癖」を知り、内省的態度を身につける ②統合失調症、うつ病等の患者様の臨床像を体験し、精神病理のアセスメントの基本を身につける ③精神科臨床における心理療法(面接場面以外も含む)の留意点の基本を身につける ④精神科臨床における心理職の独自性について検討する姿勢を身につける ⑤精神科臨床における他職種の専門性を知り、協働する姿勢を身につける ⑥他職種や他機関との連携の為に求められる社会性を身につける ⑦患者様が就労・復職するために必要な職場復帰レベルについて知る |
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授業の内容・ 計画 | | 1日6時間×10日間(60時間 9:00~16:00)の実習を予定。 ①心理検査実習(ロールシャッハテスト、バウムテスト、WAIS-Ⅲなど) ②心理検査レポート実習(所見の作成、添削有) ③集団心理療法の陪席 ④多職連携及び地域連携(他職種の専門性を体験的に学ぶ) ⑤予診実習 ⑥デイケア・病棟実習(統合失調症・うつ病等の精神病理を体験的に学ぶ) ⑦当法人 産業精神保健定期研修会への参加" |
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評価方法 (基準等) | | ①患者様との関わり、②事前、事後レポート、③病院職員とのコミュニケーション、④服装・挨拶・時間や体調管理等を含めて、総合的に評価する |
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授業外の学修 (予習・復習) | | ①事前レポート:実習開始前にどのようなことを学習したいかテーマを決める(A4・1枚) ②当日のレポート:患者様との会話、見聞きしたこと、体験したことなど ③最終レポート:実習の総括、学んだこと ④下記文献について、事前、実習中に目を通しておくこと |
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教科書・ 参考書 | | 山中康裕(2006):心理臨床学のコア/笠原嘉(2007):精神科における予診・初診・初期治療/笠原嘉(1998):精神病/笠原嘉(1996):軽症うつ病 「ゆううつ」の精神病理/中井久夫・山口直彦(2004):看護のための精神医学 第2版/昼田源四郎(2007):統合失調症患者の行動特性/APA(2014):DSM-5/7WHO(2005):ICD-10 新訂版/産業精神保健(IMH)研究所(2009~):IMH産業精神保健研究(1~) ☆個人のテーマに応じて文献を紹介する |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 当法人の理念や方針などが上記URLに掲載されています。事前にご確認ください。 白衣は病院で用意します。上履きは各自で用意してください。昼食は、病院の食事の注文ができます。実習中の服装は、なるべく地味なもの。ジーンズ、ミニスカート不可。臨床心理士倫理綱領遵守の上で実習を行って下さい。臨床心理士・公認心理師(登録予定)として専門科目を担当する。公認心理師受験必須の実習時間としては全日程参加を前提に60時間とする。 |
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更新日付 | | 2019/02/06 18:48:05 |