開講年度2019
科目名産官民提携講座Ⅳ/地域連携学A
科目ナンバーC2-31-861-84
M2-31-861-84
E2-31-861-05
開講種別春学期
対象学年2年
担当者藤井 勉
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
社会の課題を知り、社会起業家の考え方から、課題解決に取り組む力をつける。
授業の概要
◆本講義は、産業界や行政のみでは対応できない問題に、市民セクターがどのような取り組みをしているかを学ぶ実務家講義である。社会問題の解決に人を巻き込みながら果敢に挑戦する実務者(企業・行政・NPOなど)を講師として招聘する、地域連携センターが提供する「地域連携コース」の一つです。
◆「困っている人はほっとけない」「社会の抱える問題が気になる」「社会の問題を解決するってどうやって?」「社会貢献・ボランティア!?、自分にできる事もある!」こんな想いをもつ人に最適な講義です。
◆地域連携学は「知ること!」からですが、講師の話を聞くだけでなく、自分の意見を言う、相手の意見を聞く、講師に質問するなど、授業内のコミュニケーションから、お互いに学びあう授業を目指している。
授業の到達
目標
■本講義は、第1に社会課題とその課題解決の方法・実践を学び生活者としての視野を広げ、自分もできる事を考える。第2に講師との対話やグループでのディスカッションを通してコミュニケーション能力の向上を目指す。特に、次のような領域の修得につながる。
(1)コミュニティ・リーダーとしての仕事能力(特に、課題発見・解決へのアプローチ)
(2)仕事を支えるスキル(特に、質問力、コミュニケーション力、情報編集力)
(3)仕事を支える習慣(特に、積極的な質問・観察・実験、現状を変える意思と責任) 
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション
本講義で取り上げる、7つの社会課題について説明する。 アイスブレイクとしてグループワークの練習をする。
【予習】シラバスで本授業内容を把握する(60)
【復習】社会問題の分類を再確認(30)
【課題】招聘講師の活動を調べる(150)
2「若者の支援」:一般社団法 愛知PFS協会 代表理事 星野 智生 氏 (参照URL https://aichi-pfs.org/) 
●考えてもらう課題 「困難を抱えた若者にできる支援は?」
不登校、ひきこもり、いじめ、自殺未遂、貧困問題など子ども・若者の問題から支援の活動を知る。
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業で出される課題に取り組む(150)
3「若者の支援」:一般社団法 愛知PFS協会 代表理事 星野 智生 氏 (参照URL https://aichi-pfs.org/
先回の話を受けて、同じ世代として問題の本質を考え、自分達にできる事をグループでディスカッションする。
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業の要約、感想を、金曜日までに提出(150)
4「地域コミュニティ」:名古屋市市民経済局地域振興部地域振興課 地域コミュいティ活性化支援 丸澤 敏弘 氏
●考えてもらう課題 「地域コミュニティに若者が参加する意味は?」
地域コミュニティが希薄化していると言われる現代において、地域コミュニティがなぜ必要なのか、地域コミュいティが無くなってしまったらどんな社会になってしまうのか、地域コミュニティが果たす役割を知る。
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業で出される課題に取り組む(150)
5「地域コミュニティ」:名古屋市市民経済局地域振興部地域振興課 地域コミュいティ活性化支援 丸澤 敏弘 氏
地域コミュニティでどんな事に困っているの?地域の人達をお招きして聞いてみる。 
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業の要約、感想を、金曜日までに提出(150)
6「高齢化」:名古屋市北区社会福祉協議会(参照URL http://www.kitashakyo.jp/
●考えてもらう課題 「高齢化社会に若者ができることは?」
超高齢化社会を迎える日本には、地域での福祉課題や生活課題がたくさんある。 地域で支え合う仕組みづくりを、どのように構築していくか?地域に求められている事を知る。
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業で出される課題に取り組む(150)
7「高齢化」:名古屋市北区社会福祉協議会(参照URL http://www.kitashakyo.jp/
高齢者サロンで交流し、困っている事を直接聞いてみる。解決しなくてはいけない高齢化の問題はどんなこと?
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業の要約、感想を、金曜日までに提出(150)
8「防災」:DoChubu 小穴 久仁 氏(参照URL http://dochubu.com/
●考えてもらう課題 「災害シナリオから被災時の対応を個々に考える」
今後30年以内に発生確率が80%とも言われる南海トラフ地震、被災した時に何が起きるのか、災害シナリオから、自分なら被災時の困難にどう対応するか、考えます。
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業で出される課題に取り組む(150)
9「防災」:DoChubu 小穴 久仁 氏(参照URL http://dochubu.com/
防災情報をどのように集めるか、停電したときはどうするか、自分で考えた被災時の対応を検証します。
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業の要約、感想を、金曜日までに提出(150)
10「子育て」:NPO法人子育て支援のまめっこ 理事長 中井 恵美氏 (参照URL https://mamekko.org/
●考えてもらう課題 「子どもを育てたくなる社会」
時代とともに子育ての悩みも変化する。現代の子育ての楽しさと、悩みを聞きます。
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業で出される課題に取り組む(150)
11「子育て」:NPO法人子育て支援のまめっこ 理事長 中井 恵美氏 (参照URL https://mamekko.org/
赤ちゃんとお母さんとの交流を通して、子育ての悩み、楽しさを聞いてみる。
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業の要約、感想を、金曜日までに提出(150)
12「知的障害」:スペシャルオリンピックス愛知 八塚 奈保子氏 (参照URL http://www.son.or.jp/
●考えてもらう課題 「障がい者の差別をなくすには、どうしたらよいか?」
知的障害のある人たちがスポーツを通じて社会参加する「スペシャルオリンピックス」。競争ではなく、継続的な発表の場としてスポーツを行なう。スポーツを通して、健常者と障害者の垣根をなくすには?
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業で出される課題に取り組む(150)
13「知的障害」:スペシャルオリンピックス愛知 八塚 奈保子氏(参照URL http://www.son.or.jp/
ユニファイドレクリエーションでアスリートと交流します。障がい者との活動を通して、意識の変化を考える。
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業の要約、感想を、金曜日までに提出(150)
14「環境問題」:名城公園フラワープラザ 所長 有馬 孝一 氏(参照URL http://www.meijyo-fp.com/
●考えてもらう課題 「どうしたら環境問題に危機感をもてるか?」
都市公園の果たす役割を知る。名城公園フラワープラザが環境問題のために行っている取り組みを知る。
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業で出される課題に取り組む(150)
15「環境問題」:名城公園フラワープラザ 所長 有馬 孝一 氏(参照URL http://www.meijyo-fp.com/
名城公園フラワープラザの取り組みに参加します。環境問題に対する生活者の意識を変えるにはどうしたらよいか?
【予習】参照URLや新聞記事検索で、団体の概要を事前調査(60)
【復習】授業とQ&Aの内容を再確認(30)
【課題】授業の要約、感想を、金曜日までに提出(150)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
■平常点(50%)、定期試験の結果(50%)で評価する。平常点は、課題の提出内容により評価する。
■なお、然るべき理由無く、出席が3分の2に達しない者には単位を与えないので、注意のこと
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『 『適宜、資料を配布する』 』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
1.地域連携センターHP
質疑応答
名城公園キャンパス地域連携センター(名城公園キャンパス・アガルスタワー1階)
オフィスアワー:平日の昼休み
備考
■課題提出E-Mailアドレス m-ccc@dpc.agu.ac.jp (メール以外の提出方法も検討)
■ディスカッションなど行ないますのでグループ分けをします。
■地域連携コースには「地域連携学A~D」があります。継続的に課題解決活動で成長したい人は登録を推奨します。他の科目には「サービス・ラーニング実習Ⅰ~Ⅳ」もあります。詳しくは、地域連携センターのコーディネータへ相談ください。
画像
ファイル
更新日付2019/02/06 17:19:37