開講年度2019
科目名会計学入門Ⅰ
科目ナンバーM2-31-240-11
開講種別春学期
対象学年2年
担当者鷲津 泉
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 5時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
財務諸表の仕組みとその基礎にある考え方
授業の概要
企業は、投資家や銀行からお金を調達して活動を行っているため、それらの人たちに対し、お金の使い道や運用結果について説明する責任があります。そのために、企業では、財務諸表というものが作成されます。会計学の対象は、この財務諸表です。
本講義では、財務3表と呼ばれる、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の作成、利用に必要な基礎知識の養成を狙いとしています。
授業の到達
目標
本講義の到達目標は次の2点です。
①財務諸表の仕組みとその基礎にある考え方を理解すること。
②財務諸表を、簡単な事例を使って自分で作成でき、読めるようになること。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス、確認テスト(予習)シラバスを読み授業内容を把握する(30)
(復習)授業全体について確認する(30)
2企業活動と会計(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(企業活動と会計)を読み、考えておく(90)
(復習)企業活動と会計の関係を確認し理解を深める(90)
3会計主体ー株主とステークホルダー(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(会計主体)を読み、考えておく(90)
(復習)会計主体について内容を理解する(90)
4会計の機能と制度会計の枠組み①(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(会計の機能と制度会計の枠組み)を読み、考えておく(90)
(復習)会計の機能と制度会計の関係を確認する(90)
5会計の機能と制度会計の枠組み②(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(会計の機能と制度会計の枠組み)を読み、考えておく(90)
(復習)制度会計の枠組み全体を理解する(90)
6伝統的な会計の枠組み①(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(伝統的な会計の枠組み)を読み、考えておく(90)
(復習)伝統的な会計の枠組みに関する背景を理解する(90)
7伝統的な会計の枠組み②(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(伝統的な会計の枠組み)を読み、考えておく(90)
(復習)伝統的な会計の枠組みの問題点を理解する(90)
8授業の総括
中間試験
(予習)1から7回の内容を確認し、疑問点を整理する(120)
(復習)不明点を確認する(90)
9現代会計の枠組み①(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(現代会計の枠組み)を読み、考えておく(90)
(復習)伝統的な枠組みと現代会計の枠組みとの関係を理解する(90)
10現代会計の枠組み②(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(現代会計の枠組み)を読み、考えておく(90)
(復習)現代会計の枠組みとその影響を理解する(90)
11新しい会計の計算構造①(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(新しい会計の計算構造)を読み、考えておく(90)
(復習)新しい会計の内容を理解する(90)
12新しい会計の計算構造②(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(新しい会計の計算構造)を読み、考えておく(90)
(復習)新しい会計の計算構造を理解する(90)
13キャッシュ・フロー計算書(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(キャッシュ・フロー計算書)を読み、考えておく(90)
(復習)キャッシュ・フロー計算書の意味、計算方法を理解する(90)
14財政状態計算書・貸借対照表(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(財政状態計算書・貸借対照表)を読み、考えておく(90)
(復習)財政状態計算書・貸借対照表の意味、計算方法を理解する(90)
15損益計算書・包括利益計算書、および期末試験(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(損益計算書・包括利益計算書)を読み、考えておく(90)
(復習)損益計算書・包括利益計算書の意味、計算方法の理解およびこれまでの学習内容の確認(120)
    
評価方法・基
準(評価割合)
期末試験60%、中間試験30%、平常点(受講態度、小テスト、課題など)10%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ズバッとわかる会計学』佐藤倫正、向伊知郎編著同文舘出版¥2,600
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜指示します』
参考URL
1.企業会計基準委員会日本の会計基準設定主体のウェブサイトです。
質疑応答
授業後、教室にて。
備考
・会計学では簿記の知識が必要です。「初級簿記Ⅱ」まで履修済みであることを前提に、授業を進めます。
・また、計算問題を解くので、電卓を必ず持参すること。携帯電話での計算は認めません。
・遅刻・私語・携帯電話・授業中の出入りなどは厳禁です。まじめに受講している人の迷惑にならないよう、厳しく対処します。
・復習が重要です。次回までにノートを整理してくるようにしてください。
画像
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更新日付2019/02/18 14:52:04