開講年度2019
科目名経済学特講Ⅰ
科目ナンバーE3-31-236-08
開講種別春学期
対象学年3年
担当者渡邉 隆俊
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 4時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目実践的授業


テーマ
 [東海東京証券の提携講座] 最前線から語る証券ビジネス
授業の概要
 現実の証券ビジネスを題材にした話題を解説し、資本市場で求められる証券会社の役割やその業務を理解するとともに、社会・経済動向へ興味を持ち、資産運用について理解を深める。
 なお、本授業は、東海東京証券との提携講座であり、証券業務に関する実務経験者を外部講師として招聘して実施される。証券ビジネスにおける最新の知見を踏まえた授業が展開される。
授業の到達
目標
 証券投資の基礎知識と証券会社業務の概要を理解し、他者に説明することができる。社会・経済動向等へ興味を持ち、学生自身の将来の資産運用に関する基本知識を修得し、適切に論じることができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「経済情報の捉え方」
○経済ニュースの読み解き方や経済指標の見方等の解説を聞き、経済情報の捉え方について学ぶ。
【予習(30分)】シラバス・授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
2「証券会社の役割とその業務」
○金融市場における証券会社の役割を学び、その内容について理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
3「国内株式市場について」
○株式の基礎知識の習得を目指し、その役割、仕組みや魅力・リスク等について理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
4「外国株式市場について」
○海外市場の現状や外国企業への投資のメリット・デメリットを学び、理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
5「エクイティ・ファンダメンタルズ分析」
○株式における基礎的な投資判断方法であるファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)分析について学ぶ。業績や株価などを用いた投資指標によって株価が割高か割安かをリサーチする方法を理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
6「エクイティ・テクニカル分析」
○過去の株価の値動きや、売買高などを分析し将来の価格や相場動向を予測したり、売買のタイミングを計る、テクニカル分析について学ぶ。相場を統計的に把握するその方法を理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
7「アナリストの企業分析」
○アナリストはどのように企業分析を行っているのか、そしてどういう点を評価しているのか、その実態を学ぶ。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
8「国内債券市場について」
○国債などの債券の基礎知識習得を目指し、仕組みや種類、各種債券の特徴等について理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
9「外国債券について」
○外国債券の基礎知識習得を目指し、各種債券の特徴等について理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
10「投資信託の役割とその仕組み」
○投資信託の基礎知識の習得を目指し、その仕組みや魅力・リスク、種類や選び方について理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
11「ヘッジファンドの役割とその仕組み」
○世界の機関投資家が投資を拡大するヘッジファンドとは何か。その多様な投資戦略とマーケットに与える影響を学ぶ。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
12「コーポレート・ファイナンス」
○具体例を交えた解説を聞き、企業にとっての資金調達・運用について理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
13「企業価値評価とM&A」
○昨今、新聞紙上などでよく見かけるM&A(企業の合併・買収)について、例題をもとに企業価値評価方法等について学ぶ。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
14「多様化する資金運用手段」
○資金運用の基礎を習得することを目的に、様々な商品の仕組みやメリット・デメリットを学ぶ。
また、運用と合わせて調達についても学習し、運用と調達の両面性を理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
15「証券界の現状と今後の課題」
○最高経営責任者の観点からのリアルタッチな解説を聞き、証券界の現状と今後の課題について理解する。
【予習(30分)】授業テーマ関連書籍などを精読
【復習(30分)】配布資料を精読
    
16定期試験(Final exam)
評価方法・基
準(評価割合)
筆記試験。定期試験100%。
また、出欠カード兼アンケートを講義毎に回収し、15回講義中10回以上の出席を期末試験の受験資格とする。就職活動で欠席する場合は企業や大学が発行する証明書がある場合のみ出席と認める。ただし、出席は単位を保証するものではなく、出席回数の多寡は成績に反映されない。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『毎回資料を配布する。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業中および授業終了後に各講師が対応する。
備考
・日頃から新聞や雑誌、テレビなどの各種メディア等で世界情勢に関する最新の情報を随時チェックし、世界経済全般に対して広く関心を持つようにすること。
・毎日、日経平均株価・為替・金利をチェックし、その動きを把握する。
・都合により、講義内容が変更となる場合がある。
画像
ファイル
更新日付2019/02/06 14:29:33