開講年度2019
科目名歴史学Ⅰ
科目ナンバーB131-161-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者勝亦 貴之
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 3時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
北条早雲と戦国時代
授業の概要
北条早雲は、伊豆と関東に広大な領国を築いた戦国大名北条氏(小田原北条氏・後北条氏とも言う)の初代です。早雲は一代で伊豆と相模を平定し、北条氏発展の基礎を築きました。本授業では、早雲の生涯をたどるとともに、彼の領国支配のあり方から戦国時代の政治・経済・社会について考察します。
授業の到達
目標
・北条早雲の生涯や戦国時代の政治・経済・社会について理解することができる。
・正しい歴史認識や歴史的思考力を養うことができる。
・文章の読解力や論理的思考力を身につけることができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「ガイダンス」
授業の概要について説明します。
【予習】シラバスを読み授業内容を把握する(20)
【復習】テキストの目次などを読み、授業の全体について確認する(30)
2「新しい時代の扉を押し開けた人」
北条早雲や戦国時代について概略的に考察します。
【予習】テキストの1~6頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
3「早雲の出身伊勢氏」
北条早雲の出身である伊勢氏について考察します。
【予習】テキストの7~14頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
4「興国寺城と石脇城」
早雲の最初の居城である興国寺城と石脇城時代について考察します。
【予習】テキストの14~19頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
5「伊豆侵攻」
早雲が伊豆へ侵攻し、今川氏から独立したことについて考察します。
【予習】テキストの20~29頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
6「小田原城の奪取」
早雲が小田原城を奪取した過程について考察します。
【予習】テキストの30~37頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
7「上杉氏・今川氏との関係」
早雲と上杉氏や今川氏との関係について考察します。
【予習】テキストの38~43頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
8「相模平定」
早雲の相模平定過程について考察します。
【予習】テキストの43~50頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
9「伊豆平定」
早雲が最晩年に行った伊豆などの平定について考察します。
【予習】テキストの50~57頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
10「早雲の家臣団(1)」
早雲の家臣団のうち「原伊豆衆」などについて考察します。
【予習】テキストの57~62頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
11「早雲の家臣団(2)」
早雲の家臣団のうち領国支配の担い手となった者について考察します。
【予習】テキストの63~69頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
12「検地と貫高制」
早雲の領国支配の基本である検地と貫高制について考察します。
【予習】テキストの70~78頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
13「虎朱印状と百姓支配」
北条氏の印判として有名な虎朱印の創出と、百姓支配のあり方について考察します。
【予習】テキストの78~85頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
14「小田原城主四代と小田原の繁栄」
小田原北条氏のその後と城下小田原の経済的・文化的繁栄について考察します。
【予習】テキストの86~95頁を読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
15「まとめ」
授業のまとめを行います。
【予習】テキスト全体を読みなおす(30)
【復習】テキスト全体やノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験を主とし(80%)、これに授業への取り組みや授業態度(20%)を加味します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『北条早雲』池上裕子山川出版社800円+税978-4-634-54842-8
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に紹介します』
参考URL
質疑応答
質問は、授業時間の前後に教室で受け付けます。授業の内容に疑問があれば、積極的に質問してください。
備考
画像
ファイル
更新日付2019/02/06 20:38:38