開講年度2019
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
医学特論
科目ナンバーA621-476-12
開講学科医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年6年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 火曜日 1時限 201
単位数1
必修・選択選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)加藤 宏一.巽 康彰.加藤 文子(薬物治療学)
鬼頭 敏幸(疾患病態学)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
臨床の現場で薬剤師に求められているものは、調剤業務や服薬指導に留まらず、チーム医療による療養指導、患者の健康管理のためのカウンセリング、医師への処方提案やコンサルテーション、副作用チェックのためのフィジカルアセスメントなど多岐にわたる。また専門薬剤師としての専門的知識も必要となっており、薬剤師の役割が大きくなっている。これらの臨床の現場では、薬物治療が行われる疾患に関する十分な知識が必要不可欠である。本講では日常の臨床の現場でも役立つよう、遭遇することの多い小児疾患および成人病などの疾患を中心に臨床の実際および疾患の基本的知識を修得する。本科目は本学独自の科目である。
授業の到達目標
主要な疾患の定義、疫学、病態、分類、検査、診断、症状、治療法、予防法および治療薬に関しての基本的事項を修得、理解し説明できることを目標とする。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている到達目標について、教科書あるいは参考書の該当箇所に目を通して予習すること。受講後は、教科書、プリント、ノートを読み返して復習すること。
各回の講義前後に、およそ90分を目安として予習・復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1重要疾患1(循環器疾患)を説明できる。C14-2 アドバンスト
2重要疾患2(消化器疾患、泌尿器疾患、感染症)を説明できる。C14-2, C14-3, C14-5 アドバンスト
3重要疾患3(呼吸器疾患、内分泌疾患)を説明できる。C14-3 アドバンスト
4重要疾患4(アレルギー・免疫疾患、神経・筋疾患、眼疾患)を説明できる。C14-3, C14-4 アドバンスト
5重要疾患5(糖尿病、糖尿病合併症、CKD)を説明できる。C14-3
6がんの分子標的治療に関わる遺伝子変異と制吐薬を説明できる。C14-5
7糖尿病療養指導を説明できる。C14-3 アドバンスト
8小児の感染症/予防接種 抗菌剤、抗ウィルス剤、ワクチンを説明できる。C14-5
9小児内分泌疾患 ホルモン療法、抗甲状腺剤、カルニチン欠乏症を説明できる。C14-3
10小児呼吸器疾患 サーファクタント、吸入療法、喘息治療薬、抗アレルギー剤を説明できる。C14-3
11小児消化器疾患 肝炎ウィルス治療剤、制吐剤、止痢剤を説明できる。C14-2
12先天性代謝異常、マススクリーニングと組み換え酵素製剤を説明できる。C14-3 アドバンスト
13妊婦・授乳婦とくすり 禁忌薬、危険度(催奇形性、胎児毒性)を説明できる。C14-3 アドバンスト
授業の方法・方略
講義
授業資料を配布しパワーポイントを使用した口述講義を主として行う。
成績評価及び
フィードバック方法
レポート(90%)、平常点(10%)
教科書
加藤担当分:薬物治療学(南山堂)第6版
鬼頭担当分:疾病と病態生理改訂第4版(南江堂)
参考書
加藤担当分:病気がみえるvol. 1-10(メディックメディア社)、疾病と病態生理(南江堂)、Principal Pharmacotherapy(ネオメディカル社)、今日の治療薬(南江堂)、カラー版内科学(西村書店)
今日の診療WEB版(愛知学院大学歯学・薬学図書館情報センターホームページ データベースからアクセス)
鬼頭担当分:実践 小児薬用量ガイド 第2版 (じほう)、小児薬物療法テキストブック (じほう社) (上記書籍及び小児科関連の定期雑誌が多数図書館に所蔵)
オフィスアワー
薬学部事務室、薬学部棟2階掲示板等にオフィスアワー、居室番号についての情報があるので確認してください。
参照ホーム
ページ
内容URL説明
1.今日の診療WEB版愛知学院大学歯学・薬学図書館情報センターホームページ
2.おくすり110番 妊娠と薬のコーナー:妊娠と薬虎の門病院「妊娠と薬相談外来」
画像
ファイル
更新日付2019/01/31 19:27:45