開講年度2019
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
薬物動態学
科目ナンバーA411-476-13
開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
部門専門  
対象学年4年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 月曜日 1時限 206
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)上井 優一.鍋倉 智裕(薬剤学)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
生体に投与された薬物は、吸収された後、体内に分布し、代謝を受け、尿中及び糞中へ排泄される。薬物の効果及び副作用の程度は、体内の薬物量に依存することが多いため、薬物の体内動態に関する知識の修得は患者個々に適した薬物治療を行う上で必須である。薬物動態学では種々疾患時、小児、高齢者、妊娠時における薬物の体内動態について学習とする。さらに狭い有効治療域を示す薬物の適正使用を行う上で実践されているtherapeutic drug monitoringについて学ぶ。また、薬力学的薬物相互作用、コンパニオン診断に基づく薬物治療、薬物動態学・薬力学解析に関して理解する。
授業の到達目標
患者情報に基づいて物投与設計することが重要であることを理解する。
準備学習(予習・復習など)
シラバスに記載されている内容について参考書等を用いて予習すること。受講後は、プリントを見返し、理解できなかった点を明確にし、克服すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1腎疾患・腎機能低下時における薬物動態について説明できる(1)。E3-(3)-③-1
2腎疾患・腎機能低下時における薬物動態について説明できる(2)。E3-(3)-③-1
3肝疾患・肝機能低下・心臓疾患時における薬物動態について説明できる(1)。E3-(3)-③-2、E3-(3)-③-3
4肝疾患・肝機能低下・心臓疾患時における薬物動態について説明できる(2)。E3-(3)-③-2、E3-(3)-③-3
5新生児、小児、高齢者、妊娠・授乳期における薬物動態を説明できる。E3-(3)-②-1、E3-(3)-②-2、E3-(3)-④-2
6薬理作用に由来する代表的な薬物相互作用を列挙し、その機序を説明できる。コンパニオン診断にもとづく薬物治療について、例を挙げて説明できる。E1-(1)-①-8、E3-(3)-⑤-2
7TDM (Therapeutic Drug Monitoring) について説明得きる(1)。E4-(2)-②-1、E4-(2)-②-2
8TDM (Therapeutic Drug Monitoring) について説明得きる(2)。肥満や腹水の患者における薬物動態について説明できる。E4-(2)-②-1、E4-(2)-②-2、E4-(2)-②-3、E3-(3)-④-3
9TDM (Therapeutic Drug Monitoring) について説明得きる(3)。E4-(2)-②-1、E4-(2)-②-2、E4-(2)-②-3
10TDM (Therapeutic Drug Monitoring) について説明得きる(4)。E4-(2)-②-1、E4-(2)-②-2、E4-(2)-②-3、E4-(2)-②-4
11TDM (Therapeutic Drug Monitoring) について説明得きる(5)。E4-(2)-②-1、E4-(2)-②-2
12TDM (Therapeutic Drug Monitoring) について説明得きる(6)。E4-(2)-②-1、E4-(2)-②-2
13薬物動態学・薬力学解析について説明得きる。E4-(2)-①-6
授業の方法・方略
講義
スライドとプリントを用いた口述講義を行う。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(100%)
教科書
参考書
生物薬剤学 改訂第3版(南江堂)
オフィスアワー
薬学事務室の掲示板等にオフィスアワー、居室番号についての情報があるので確認してください。
参照ホーム
ページ
画像
ファイル
更新日付2019/01/07 15:21:08