開講年度 2019 科目名（◆：実務経験のある教員による 　　　　　　授業科目） 生薬学 科目ナンバー A311-475-10 開講学科 医療薬学科６年コース 2006-2010年度入学 (全)開講学科 医療薬学科６年コース 2015年度以降入学 医療薬学科６年コース 2011-2014年度入学 医療薬学科６年コース 2006-2010年度入学 部門 専門　　 対象学年 ３年 開講種別 春学期 曜日・時限・教室 春学期 木曜日 ３時限 ２０４ 単位数 1 必修・選択 必修 授業形態 講義 担当者（所属講座） 井上　誠（薬用資源学） 使用言語 最も関連のあるディプロマポリシー 項目 授業の概要 生薬は、薬用とする動植物の部分、細胞内容物、分泌物、抽出物または鉱物であり、人類の長い歴史の中で経験に基づき生み出されてきたものである。今日、漢方方剤を含む生薬製剤は病院や薬局などの医療現場で合成医薬品と並んで広く取り扱われている。生薬学では、日本薬局方に収載されている生薬を中心に、それらの基原植物、形態上の特徴、主要成分、効能と応用についての基礎知識を修得する。また、繁用漢方方剤の効能、応用について、その構成生薬から説明できるように学習する。 授業の到達目標 生薬、漢方方剤を医薬品として利用できるようになるために、代表的な生薬の基原、性状、含有成分、薬効と応用などに関する基本的事項、及び、代表的な漢方方剤の薬効、適応などに関する基本的事項を修得、理解し、説明できることを目標とする 準備学習（予習・復習など） 受講前にシラバスに記載されている到達目標について、教科書の該当箇所に目を通して予習すること。受講後は教科書、プリント、ノートを読み返して復習すること。時間的に余裕があれば、参考書で知識の確認を行うこと。各回の講義前後に、およそ90分を目安として予習・復習すること。 授業計画 授業の内容 SBOコード 1 生薬学　総論 生薬の天産品としての特徴、及び、品質評価法、生薬試験法、成分の生合成経路について概説できる。 C5-(1)-④-1,2, C5-(2)-①-1 2 生薬学各論（１）根類 I 根類生薬の特徴と漢方方剤おける使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 3 生薬学各論（２）根類II 根類生薬の特徴と漢方方剤における使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 4 生薬学各論（３）根類III 根類生薬の特徴と漢方方剤における使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 5 生薬学各論（４）根茎類I 根茎類生薬の特徴と漢方方剤における使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 6 生薬学各論（５）根茎類II 根茎類生薬の特徴と漢方方剤における使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 7 生薬学各論（６）皮・材類 皮・材類生薬の特徴と漢方方剤における使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 8 生薬学各論（７）草類 草類生薬の特徴と漢方方剤における使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 9 生薬学各論（８）葉類 葉類生薬の特徴と漢方方剤における使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3,4, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 10 生薬学各論（９）果実類 果実類生薬の特徴と漢方方剤における使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 11 生薬学各論（10）花・種子類 花・種子類生薬の特徴と漢方方剤における使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 12 生薬学各論（11）菌・分泌物類 菌・分泌物類生薬の特徴と漢方方剤おける使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3,4, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-②-2 13 生薬学各論（12）動物・鉱物類 動物・鉱物類生薬の特徴と漢方方剤における使用方法について説明できる。 C5-(1)-①-1,3, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1,2, C5-(1)-④-4,5, E2-(10)-①-3, E2-(10)-③-1 授業の方法・方略 教科書、補助教材、プリント、パワーポイントを使用し、口述講義を中心に進める。また、生薬標本を使用し、生薬の形態、匂い、味などを体験学習することにより、総合的に生薬及び漢方方剤の基礎知識を修得させる。 成績評価及び フィードバック方法 定期試験（90%）、レポート（10%） 教科書 新訂生薬学　改訂第8版増補　（南江堂） 参考書 現代医療における漢方薬　改訂第２版　（南江堂） エッセンシャル天然薬物化学　第2版　（医歯薬出版） カラーグラフィック薬用植物　第４版　（廣川書店） オフィスアワー 薬学部事務室、薬学部棟2階掲示板等にオフィスアワー、居室番号についての情報があるので確認してください。 参照ホーム ページ 内容 URL 説明 1. 薬用資源学講座 画像 ファイル 更新日付 2019/01/29 16:12:34