開講年度2019
科目名肢体不自由児指導法
科目ナンバーL211-276-18
開講種別春学期集中
対象学年2年
担当者大林 貞
単位数2
曜日・時限春学期集中 その他 集中
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
代表的な脳性まひの動作法等の実技・実習の体得を図る。
授業の概要
「肢体不自由者教育論」「知的障害者の心理」を踏まえて特別支援教育の具体的な指導のあり方について実習・実技を中心に実践的に体得を図ることにする。
授業の到達
目標
 肢体不自由児の指導法に関して最新の基礎的理論や実際の具体的指導法の全般を学んだ上で、特に心理療法としても有効性が注目されている動作法等および特別支援教育の教育課程において主要領域である「自立活動」を中心にして心理臨床学の立場から発達支援のあり方を実習・実技を取り入れて具体的、体験的に理解を深める。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション(授業目的、概要、進め方、留意事項等)具体的な指導法として動作法を中心に実技・実習を通して実践的な指導法を体得、学習する。
2肢体不自由児とは(概念や種別)資料等により明確な学習進化を図る。
3肢体不自由児教育における教育課程や指導法に関する理念と原理資料やビデオを駆使して進展を図り、小レポートを課す。
4肢体不自由児指導法における主要理論①(身体と精神機能の相互性)資料等を通して具体的な学習の進化を図る。
5同上における主要理論②(肢体不自由の基本概念と教育意義)同上により、さらに学習の進展と①との関連性を学ぶ。
6同上における主要理論③(身体活動、精神活動の向上と改善方法)さらにビデオを加えて①、②、③との全体関連性を学び、小レポートを課す。
7肢体不自由児指導法の具体的内容①(肢体不自由改善法の全般)資料等を通して順次に理論から実践まで学習の進化を図る。
8同上に関する具体的内容②(動作法の理論と実際)さらに図により具体的内容を確認し展開を図る。
9同上に関する具体的内容③(動作法の実技・実習Ⅰ)具体的に、たとえば「腕あげ」の動作を実習経験して感想等を述べ合う。
10同上に関する具体的内容④(動作法の実技・実習Ⅱ)「坐位」動作を実習して体感や方法について具体的な学習を確認する。
11肢体不自由児指導法における教育課程上の自立活動の意義と役割ビデオを駆使して自立活動の重要性を小レポートを課して確認する。
12肢体不自由児指導法と特別支援教育との関連および展開全ての資料を踏まえて特別支援教育について考察し学習の進化を図る。
13肢体不自由児指導法における諸課題と展望課題の多様性を理解の上で今後の展望についてさらに進展を図る。
14肢体不自由児指導法に関する補足及び質疑等全ての資料等を参照して学習の補充と確認を図る。
15肢体不自由児指導法の全般に関する総括(まとめ)最終回にて授業を振り返り総括・まとめをして、レポート試験と提出方法を説明する。
    
評価方法・基
準(評価割合)
 テスト、レポート・・・・・・・・・・・・・・・・30% 
 授業態度・意欲・・・・・・・・・・・・・・・・40%
 発表及び討議の内容・・・・・・・・・・・30%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『関連図書や研究資料等は随時紹介したり配布したりする。』
参考URL
質疑応答
 実習・実技中心であるので体感獲得を重視して授業前・中・後でも随時に質疑ができるようにする。
備考
 「肢体不自由者教育論」「知的障害者の心理」に継続する授業であるので関連性を十分に踏まえて、特に実技・実習を取り入れ具体的に体験的な理解を深めることができる授業にする。授業では主体的・積極的勉学態度で臨んでほしい。
 トレーニングウエアー(ジャージ、長ズボン等)を用意する。
画像
ファイル
更新日付2019/01/27 22:21:57