開講年度2019
科目名教育原論
科目ナンバーL111-271-11
開講種別春学期
対象学年1年
担当者山口 拓史
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
ハイブリッドなペダゴジー
授業の概要
 一般に教育学は学際的な性質をもつ学問ですが、近年では教員養成・現職教員研修向けの「教職教育学」と教員養成を目的としない教養としての「アカデミックな教育学」に分離される傾向があるといわれています。この授業では、下記テキストを使用しながら、そうした二つの教育学を組み合わせたハイブリッドな教育学の視点から教育についての基本的概念・歴史・思想等の基礎的な理解を目指します。
 さあ、教職志望者として、バランスのとれた教育学をしっかりと身につけてください。
授業の到達
目標
 (1)テキスト内容の予習(当日の授業範囲を一読以上)を行って積極的に参加し、教育についての基本的な概念、歴史、思想等を理解すること。
 (2)各回の授業テーマに関するキーワードを摘出して、その内容等を適切に説明できること。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス─この授業の概要とねらいについて<予習>特に必要ないが、絶対に遅刻しないように!
<復習>この授業のねらいについて確認しておく(30~)
2教育の目的─教育の概念・子ども観を中心に<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
3教育と発達─子どもの成長と人間の発達を中心に<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
4教育と学校─啓蒙思想・普通教育・リテラシーを中心に<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
5レビューアワー①─第2〜4回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
6近代の教育思想─カント・コンドルセ・ヘルバルト・ルソーを中心に<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
7教育のあゆみ─近代学校の成立と特徴を中心に<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
8教育制度の歴史─日本の学校教育制度の歴史を中心に<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
9学校教育制度の課題─時代の変化に伴う新たな課題等を中心に<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
10レビューアワー②─第6~9回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
11学校教育への問い─ディスクール・フリースクール等を中心に<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
12公教育への問い直し─学校接続問題と生涯学習社会を中心に<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
13新しい時代に向けた教育─多文化教育・インクルーシブ教育・シティズンシップ教育を中心に<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
14レビューアワー③─第11~14回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
15まとめ─この授業を通じての自分の変化について確認・考察する<予習>「2つの期待」を振り返っておく(30~)
<復習>定期試験に向けた振り返り(30~)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(60%)およびレビューアワーでのコメント内容等(40%)で評価を行います。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教育学をつかむ』木村元・小玉重夫・船橋一男有斐閣2100+税978-4641177116
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ハンディ教育六法 2019年版』浪本勝年ほか編北樹出版2100+税
2.『テキスト内掲載文献のほか、必要に応じて授業内で案内します。』
参考URL
質疑応答
原則として、授業時間内あるいは下記のオフィスアワーにおいて随時対応します。
オフィスアワー(通年):火曜日(12:45〜13:15)、木・金曜日(12:45〜13:30)およびメール等で事前予約された時間帯に2号館5階2525研究室にて。
備考
※上記の各回授業は変更する場合があります。
【重要】
(1) 教職をめざす者としてあるべき姿勢で授業に参加することを強く求めます。
(2) 授業には必ず学生証を携行してください(忘れた場合は欠席扱いとなります)。
(3) 遅刻者にはペナルティを課します。
(4) 授業中は指示された場合以外の携帯電話等の使用を禁じます。
(5) あわせて教育学Ⅰ(山口拓史担当)も受講するとよいかもしれません。
画像
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更新日付2019/02/14 16:44:49