開講年度2019
科目名健康・栄養情報演習B
科目ナンバーX232-594-45
開講種別春学期
対象学年2年
担当者酒井 映子
単位数1
曜日・時限春学期 火曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
管理栄養士・栄養士のための情報処理
授業の概要
栄養教育の実践能力を高めることを目的として、栄養教育に活用できる健康・栄養・食生活状況などに関する情報の収集と処理方法についてコンピュータを用いて習得する。栄養教育の対象特性別に健康・栄養・食生活状況を把握するための調査とその統計処理、日常食の献立作成とその評価、栄養教育媒体(電子紙芝居、かるた、栄養教育カードなど)の作成、インターネットによる情報の収集と活用などの演習課題を取り上げる。
授業の到達
目標
1.栄養および健康に関する情報の収集方法が説明でき、利用できる
2.栄養に関する具体的なデータを用いて、統計解析が実践できる
3.統計処理をしたデータが栄養教育に栄養できる
4.コンピュータを利用して栄養教材が作成できる
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1基礎統計:栄養・食品摂取量の平均値、最大値、最小値、レンジ、分散、標準偏差、変動係数【予習】標準偏差、変動係数について調べ学習をする(30分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
2クロス集計:ピポットテーブルを利用した食生活状況調査データの集計【予習】ピポットテーブルについて調べ学習をする(60分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
3統計解析1:χ2検定【予習】χ2検定について調べ学習をする(60分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(90分)
4統計解析2:t検定【予習】t検定について調べ学習をする(60分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(90分)
5統計解析3:相関の検定【予習】相関について調べ学習をする(30分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
6グラフの作成1:棒グラフ(ヒストグラム)、構成比率グラフ【予習ヒストグラムについて調べ学習をする(20分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(30分)
7グラフの作成2:レーダーチャートグラフ、散布図、箱ひげ図など【予習】レーダーチャートについて調べ学習をする(20分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
8インターネットの活用:健康・栄養情報の検索、利用法【予習】健康・栄湯情報の収集と活用について意見をまとめる(60分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
9栄養相談カードの作成:EXCELおよびWORDを利用した調査表の作成【予習】EXCELの機能について調べ学習をする(60分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
10プレゼンテーション用資料の作成:パワーポイントを利用したアニメーション資料の作成【予習】パワーポイントの機能について調べ学習をする(60分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
11栄養価計算の方法:栄養計算ソフトの活用【予習】栄養計算ソフトに関して調べ学習をする(60分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
12栄養教育用教材の作成1:栄養教育カード(一口メモ)、栄養カルタ【予習】栄養教育用教材について調べ学習をする(30分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
13栄養教育用教材の作成2:電子紙芝居(6コマ漫画)【予習】マンガを教材として用いる意義について意見をまとめる(30分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
14食生活教育用リーフレットの作成【予習】リーフレットについて調べ学習をする(20分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
15健康・栄養情報演習のまとめ(栄養統計解析のための練習問題)【予習】統計解析ソフトについて調べ学習をする(30分)
【復習】演習課題が理解できるようになるまで、コンピュータ操作を行う(60分)
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業への取組、授業中の課題により総合的に評価する。
配点は授業への取り組み20%、課題80%とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
オフィスアワー
 月・木曜日 5限
備考
コンピュータを用いた演習を行うので、履修希望者は情報処理関連の科目を履修し、情報処理関連基礎用語やコンピュータ操作などを復習しておくこと。演習課題は習熟度別に課すので、ステップ1からステップ4までへとレベルアップできるように積極的に取り組むことがのぞまれる。
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ファイル
更新日付2019/02/06 10:26:19