開講年度2019
科目名衛生学・公衆衛生学
科目ナンバーZ231-583-02
開講種別春学期
対象学年2年
担当者大澤 功
古川 博雄
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目実践的授業


テーマ
健康を守り,支える衛生学・公衆衛生学
授業の概要
 国民の誰もが質の高い生活を維持し,健康で長生きすることを願っている.また,たとえ障害があっても,人間らしく尊厳を保って幸福に生きたいと思っている.これを実現するために,出生時から死に至るまで様々な形で展開されているのが公衆衛生活動である.
 本講義では,わが国の国民の各年齢層に対して地域や職場といったそれぞれの生活状況に応じて実施されている公衆衛生活動を紹介し,同時に公衆衛生活動を理解するために必要な用語についても解説を加える.
 教員はともに実務経験が豊富なため(大澤:内科医師,古川:歯科医師),臨床の視点からの衛生学・公衆衛生学を特徴とする.
授業の到達
目標
・公衆衛生活動の具定例を知る.
・公衆衛生活動の有用性を理解する.
・主要な公衆衛生の指標を説明できる.
・心身の健康増進に向けて,公衆衛生の立場からの対策を考えることができる.
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1健康の概念と制度【予習】シラバスを読み「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
2人口動態統計,母子保健【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
3社会保障制度【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
4医療制度(医事法規を含む),医療経済【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
5学校保健【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
6感染症【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
7中間試験,疫学方法論【予習】前半部分を振り返り試験勉強をする.(120)
【復習】試験の内容について配布資料で確認する.(30)
8生活習慣病(NCD: Non-communicable Disease)#1:成因と疾病リスク【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
9生活習慣病(NCD: Non-communicable Disease)#2:予防と治療【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
10歯科公衆衛生【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
11がん対策【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
12食品衛生,精神保健【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
13産業保健,労働衛生,環境衛生,自然環境汚染【【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
14高齢者保健#1:高齢者の特徴,老年医学,老年症候群,高齢者医療確保法,介護保険制度【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
15高齢者保健#2:介護予防【予習】「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(20)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
 中間試験結果(40%),学期末試験結果(50%)を基準として,授業への参加状況(課題提出,遅刻,早退,私語,居眠り等)等(10%)を加えて総合的に評価する.
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『必要な資料は授業中に配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『学生のための現代公衆衛生(第7版)』野中浩一(編著)南山堂2,300円(税別)978-4525620370
2.『国民衛生の動向2017/2018(厚生の指標 臨時増刊)』厚生統計協会厚生統計協会2,500円(税込)978-4-87511-732-2
参考URL
質疑応答
 授業前後に教室で,およびオフィスアワー時に研究室(14601)で対応します.オフィスアワー以外でも事前に連絡をもらえば可能な限り応じます.会議等でしばしば研究室を不在としますので,面談希望の際はオフィスアワーを含めてメール(ohsawa@dpc.agu.ac.jp)で予約してください.
備考
歯科公衆衛生は古川が担当し,他は大澤が授業を行う.
毎回授業終了時に課題の提出がある.
この講義は1年次の「健康医学入門」を修得していることを前提とする(試験勉強の際には1年次のノートも参考となる).
同時期に開講される「健康統計学」を履修すると講義内容の理解が深まる.
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更新日付2019/02/05 18:23:52