開講年度2019
科目名基礎ゼミ N
科目ナンバーV112-841-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者上田 恒雄
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
大学でのスタディスキル・アカデミックスキルの基礎を身につける
授業の概要
大学では、多くの講座でレポートの提出を求められるだけでなく、4年生になれば卒業論文を書かなければなりません。卒業後、企業に入っても、情報を収集・整理してレポートを作成し問題解決の提案をしたり、企画書を作成して発表したりすることが求められます。レポート・論文は感想文ではなく、設定されたテーマについて自分の主張を論理的に述べなければなりません。テーマの決定からレポート・論文の作成・プレゼンテーションまでを経験することによって、知的生活を行なう基本的な能力を身につけることがこの授業の目的です。
授業の到達
目標
この授業を履修後は、以下のことができるようになることを目標とする。
1. 大学で学ぶとはどういうことかを理解する
2. 図書館での文献の収集の仕方を理解し実践できる
3. 自立的な学修、能動的な学修を理解し実践できる
4. グループ討論で、他者と議論することに慣れる
5. 一つのテーマについて、適切に先行研究を引用しながら自分の意見を論理的活説得力のある文章で表すことができる
6.先行研究の正しい引用の方法を理解し実践できる
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション(目標・授業計画・予習復習の方法に関する説明)【予習】シラバスを読み、本授業の内容をあらかじめ把握する。(120)
【復習】授業の内容を確認する。(100)
2レポート・論文の実例と作成の手順【予習】レポートと論文の違いを念頭に、それぞれの作成手順について考える。(120)
【復習】レポート・論文の実例を参考にして、授業内容を復習する。(100)
3レポート・論文作成の実際(分かり易い文:文の長さ、文体、句読点)【予習】前回の授業で配布されたレポートや論文のサンプルを読み直す。 (120)
【復習】授業での議論を踏まえ、良いレポート・論文について理解する。 (100)
4レポート・論文作成の実際(文章構成と段落)【予習】よいレポートあるいは論文のサンプルを読む。 (120)
【復習】 授業での議論を踏まえて、文章校正や段落について理解する。(100)
5レポート・論文のテーマの設定・アウトラインの書き方【予習】過去のレポートや 論文を読み、テーマの設定の仕方を考える。(120)
【復習】テーマを検討する。 (100)
6論文作法(「表」「グラフ」での表現、引用の仕方、注のつけ方、文献リストの書き方)【予習】論文のサンプルを読み、論文作法を把握する。 (120)
【復習】サンプルを参考にして、論文の作法を書いてみる。 (100)
7文献の利用と資料の収集の仕方(図書館の利用)【予習】 図書館の案内資料を読み、資料収集の仕方を考える。(120)
【復習】図書館のサイトを利用し、資料取集方法について復習する。 (100)
8資料の批判的読解と要約【予習】配布資料を読み、概要を把握する。 (120)
【復習】授業での議論を振り返る。 (100)
9テーマとアウトラインの発表と修正(中間発表)【予習】テーマとアウトラインを検討し、発表の準備をする。 (120)
【復習】授業での議論を振り返り、テーマとアウトラインを再考する。 (100)
10テーマとアウトラインの発表と修正(中間発表)【予習】テーマとアウトラインを検討し、発表の準備をする。 (120)
【復習】授業での議論を振り返り、テーマとアウトラインを再考する。 (100)
11レポート・小論文作成(第1章の作成)【予習】レポートあるいは小論文の第1章を考える。 (180)
【復習】小レポートあるいは論文の第1章を修正する。 (100)
12レポート・小論文作成(第2章の作成)【予習】レポートあるいは小論文の第2章を考える。 (180)
【復習】 レポートあるいは小論文の第2章を修正する。(100)
13レポート・小論文作成(第3章・序論・結論・引用文献の作成)【予習】レポートあるいは小論文の第3章を考える。 (180)
【復習】レポートあるいは小論文の第3章を修正する。 (100)
14レポート・小論文の提出【予習】レポートあるいは小論文を書く。 (180)
【復習】授業での議論を踏まえて、自分のレポートあるいは小論文を考察する。 (100)
15レポート・小論文の再提出・復習テスト【予習】復習用の テストの予習をする。(180)
【復習】他の学生のレポートや小論文を参考にする。 (100)
    
評価方法・基
準(評価割合)
試験・レポートで70%、授業への参加態度で30%を加味して総合評価する。
テキスト
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業時間内だけでなく、オフィスアワー(水曜2限)でも対応
備考
日ごろから新聞や書籍に慣れ親しみ、批判的な思考力を養うように努める。返却されたレポートについては内容の分析と改善に努め、次のレポートに備える。

*座席は指定とする。
画像
ファイル
更新日付2019/02/15 14:32:23