開講年度2019
科目名日本語の教育Ⅰ
科目ナンバーN331-139-01
開講種別春学期
対象学年3年
担当者三木 理
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
日本語を外国語として教えるための知識を身につける。
授業の概要
外国人に日本語を教えるには、単に「日本語を知っている」「日本語が話せる」だけではうまくいきません。日本語を一言語として客観的に捉える姿勢(学習者の立場で考える、ということ)、言語教育に関する知識と技術、様々な関連項目を幅広く身につける必要があります。これらについて解説していく予定です。毎回課題を出しますので、授業中に提出してもらいます。予備知識は特に必要とはしませんが、日本語教育のみならず、言語教育や言語そのものに興味を持つ人の受講を歓迎します。
授業の到達
目標
日本語を外国語として教えるための知識を身につけ、実践の際に役立てることができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1授業の進め方と諸注意
・本授業の内容と注意事項について説明します。
[予習]シラバスを読み、本授業の内容をあらかじめ把握する。(30)
[復習]授業全体について確認する。(30)
2日本語教育の現状
・日本語教育の現状について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、日本語教育の現状について把握する。(30)
[復習]日本語教育の現状について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
3世界の中の日本語1(世界の諸言語)
・世界の諸言語の系統と種類について、どのようなものがあるか説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、世界の諸言語について把握する。(30)[復習]世界の諸言語について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
4世界の中の日本語2(日本語の特徴-他言語との比較、対照)
・日本語のさまざまな特徴について、他言語と比較、対照しながら明らかにします。そして改めて日本語とはどのような言語か、考えていきます。
[予習]文献や諸資料を参照し、日本語の特徴について把握する。(30)
[復習]日本語の特徴について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
5日本語に関わる試験1(学習者向け)
・日本語能力試験(JLPT)など、日本語学習者が受験する試験について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、JLPT等について把握する。(30)
[復習]JLPTについて授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
6日本語に関わる試験2(日本人向け)
・日本語教育能力検定試験など、日本語教師(志望者)が受験する試験について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、教育能力試験について把握する。(30)
[復習]教育能力試験について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
7日本語教育の歴史1
・日本語教育の歴史について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、日本語教育史について把握する。(30)
[復習]日本語教育史について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
8日本語教育の歴史2
・引き続き、日本語教育の歴史について、特に最近の変遷について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、日本語教育史について把握する。(30)
[復習]日本語教育史について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
9外国語教授法1
・様々な外国語教授法について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、外国語教授法について把握する。(30)
[復習]外国語教授法について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
10外国語教授法2
・引き続き、様々な外国語教授法について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、外国語教授法について把握する。(30)
[復習]外国語教授法について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
11第二言語習得1
・多くの学習者は、日本語を母語(第一言語)ではなく、第二言語として習得します。その第二言語習得の理論について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、第二言語習得について把握する。(30)
[復習]第二言語習得について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
12第二言語習得2
・第二言語習得に関する学習者の要因(内的・外的)について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、第二言語習得について把握する。(30)
[復習]第二言語習得について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
13第二言語習得3
・第二言語習得に関する様々な研究事例について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、第二言語習得の研究事例について把握する。(30)
[復習]第二言語習得の研究事例について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
14コースデザイン
・日本語を教えていくための「計画書」に相当する、コースデザインについて説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、コースデザインについて把握する。(30)
[復習]コースデザインについて授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(60)
15ここまでのまとめ
・ここまでの授業内容について、試験形式で復習します。
[予習]前回までのプリントを熟読し、内容について確認する。(60)
[復習]問題に出てきた内容を含め、これまでの授業内容を確認し、理解を深める。(90)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験50%、授業参加度25%、提出物(課題)の内容25%。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中プリントを配布します』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『日本語教育実践』鮎澤孝子編凡人社1900978-4-89358-878-4
2.『日本語教育法概論』東海大学留学生教育センター編東海大学出版社2800978-4-486-01665-3
参考URL
質疑応答
原則として授業終了後に教室で対応します。
備考
・上記以外の参考文献については、授業時に適宜紹介します。
・授業中の私語は厳禁します。私語は講師ならびに受講者に対する重大かつ悪質な妨害行為です。
画像
ファイル
更新日付2019/02/18 11:01:58