開講年度2019
科目名日英語比較a
科目ナンバーK231-138-45
開講種別春学期
対象学年2年
担当者野口 朋香
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
日英語それぞれの言語と背景文化についての理解を深める
授業の概要
日英語を、音声や文法、文化的な価値観など、さまざまな観点から比較対照することで、それぞれの言語と背景文化について理解を深める。語用論学的、社会言語学的見地から、英語と日本語の背景にある価値観と規範の体系を比較し、その成立と変容の過程を検証する。
授業の到達
目標
日英語を比較対照しながら、それぞれの言語と背景文化について分析し、英語のみならず日本語に関する知識を深め、状況に応じてそれらの知識を応用することができる。そして、英語の歴史的変遷および国際共通語としての英語について、日本語の文法との比較を通して知見を深めることができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1はじめに/語用論:言葉の意味と伝えたい意図第1章を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
2「謙遜」対「対等」:丁寧表現など第2章を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
3「集団」対「個人」:他律と自律・謝罪表現など第3章を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
4「依存」対「自立」:甘えと自助の概念・やりもらい表現など第4章を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
5「型式」対「自由」:手紙文の表現形式など第5章を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
6「調和」対「主張」:婉曲と率直・説得表現など第6章を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
7「自然」対「人為」:感情主導と論理主導・「なる」と「する」など第7章を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
8「悲観」対「楽観」:否定と肯定など第8章を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
9「緊張」対「弛緩」:「頑張る」とTake it easyなど第9章を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
10談話分析(日本語):日本語における談話の構成要素と展開のメカニズム配布された資料を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
11談話分析(英語):英語における談話の構成要素と展開のメカニズム配布された資料を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
12ポライトネス理論(基礎):フェイスの概念とストラテジー配布された資料を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
13ポライトネス理論(応用):ポライトネス理論から考える対人コミュニケーション能力とは配布された資料を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
14ポライトネス理論と英語教育:英語コミュニケーション能力育成のためのポライトネス理論配布された資料を読み(60分)、内容について分析し(120分)、ノートにまとめる(60分)
15まとめ講義全体で学んだ内容の確認をする(240分)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
授業への積極的な参加/発言、およびリアクションカード(30%)
レポート(35%)
期末テスト(35%) 
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新版 日米文化の特質 ~価値観の変容をめぐって~』松本青也研究社
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『英語の論理・日本語の論理 対照言語学的研究』安藤貞雄大修館書店
参考URL
質疑応答
学生と相談の上、オフィスアワー等で対応する。
備考
・授業までに、必ず読了課題章を読むこと
・私語は厳禁
・授業内容は、受講生の進捗状況に応じて変更する場合がある。
・授業を欠席した場合の講義の内容や連絡事項の確認については、各自でしっかりと行うこと。
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更新日付2019/03/11 13:41:13