開講年度2019
科目名海外の考古学Ⅰ
科目ナンバーH331-166-01
開講種別春学期
対象学年3年
担当者川合 剛
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
歴史の始まり―人類の出現から文明の起源まで
授業の概要
およそ700万年前に出現した人類が道具を作り、農耕牧畜を始め、文明と呼ばれる段階に至る過程をアフリカ、西アジア、ヨーロッパを中心とする地域の具体的な調査研究例から概述する。
授業の到達
目標
アフリカ、西アジア、ヨーロッパを中心とする旧大陸における人類の出現から石器の使用、農耕牧畜の開始を経て古代文明に至る過程を理解する。あわせて、海外の研究事例と日本考古学の事例とを比較して、共通点と相違点を見出して今後の学習・研究に生かしていただきたい。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス

考古学の始まり
過去への関心の萌芽を探る
予習: シラバスで講義のテーマと概要、到達目標を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
2「先史時代」の発見
先史学あるいは先史考古学が確立する過程について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
3人類の出現
アフリカを舞台とする人類の出現とその展開について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
4石器の起源
オルドヴァイ遺跡を中心に石器の出現について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
5ホモ・エレクトゥスの文化とその広がり
アフリカ大陸で出現し、初めてアフリカから出た(第1次出アフリカ)ホモ・エレクトゥスの文化について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
6ネアンデルタール人とその文化
アフリカ大陸を出てヨーロッパで展開したネアンデルタール人の文化について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
7ホモ・サピエンスの登場(1)
アフリカ大陸各地で見ることのできる「現代人的行動」について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
8ホモ・サピエンスの登場(2)
ケース・スタディとしてムトングウェ遺跡(ケニア)の調査成果について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
9第2次出アフリカ
アフリカ大陸を出たホモ・サピエンスの拡散について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
10芸術の起源
芸術・宗教などに関わる先史時代の事例について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
11農耕牧畜の始まり
西アジアにおける狩猟採集から農耕牧畜への生活様式の変化について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
12文明への道程(1)
西アジアにおける文明成立の過程を学ぶ(メソポタミア文明の起源)
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
13文明への道程(2)
南アジアにおける文明成立の過程を学ぶ(インダス文明の起源)
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
14文明間の交流
メソポタミアとインダスとの交流について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
15まとめ予習: 前回までの内容を確認しておく(30)
復習: 授業内容をノートにまとめる(20)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験の成績を基本(60%)とし、小テストの成績(20%)と受講態度(20%)を合わせて評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『プリントを配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜指示する』
参考URL
質疑応答
授業後に質問、あるいは出席カードに記入してください。
備考
PowerPointなど画像を用いることによって、受講生が授業であつかうテーマの具体的なイメージをもてるようにします。
画像
ファイル
更新日付2019/02/04 00:19:40