開講年度2019
科目名西洋史専門演習A-Ⅰ
科目ナンバーH432-165-23
開講種別春学期
対象学年4年
担当者中村 敦子
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
西洋古代中世史に関する専門研究を行う
授業の概要
西洋史基礎演習の成果を踏まえ、各自の研究テーマを設定し、調査研究と発表・議論を重ねながら、自分の研究に結実させます。論文作成に必要な専門的調査研究のありかた、論文の書き方等についても実践的に学びます。
授業の到達
目標
各自の興味関心について、調査研究を踏まえ、論文にまとめることができるようにすることで、問題発見、調査分析、発表、文章化する能力を伸ばす。ゼミの仲間と議論しあうことで、他者と協働する能力を身につける。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1イントロダクション○授業の進め方や研究に関する参考文献を紹介し、研究についての意識を高めます【予習】シラバスを読み授業内容をあらかじめ把握する(60)
【復習】授業全体について確認する(60)
2研究テーマ発表と議論○各自が研究テーマについて簡単に紹介し、論文作成のプロセスについて話し合います【予習】各自の研究テーマについて、できるだけ具体的な説明ができるように準備する(60)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめる(60)
3個別発表と議論①○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○論文作成のスケジュールを考えます○発表の方法について考えます【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
4個別発表と議論②○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○資料検索の方法と文献リスト作成について考えます【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
5個別発表と議論③○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○文献の読み方やメモのとり方を考えます【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
6個別発表と議論④○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○研究の構造を考え、そのための基本文献を読む意義について考えます【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
7個別発表と議論⑤○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○論文のアウトラインを考えます○自分のテーマの研究史を考えます【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
8個別発表と議論⑥○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○研究史をもとに自分のテーマの問題設定について考えます【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
9個別発表と議論⑦○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○問題設定の書き方を工夫します【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
10個別発表と議論⑧○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○論文の構成を考えるため、目次を作ってみます【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
11個別発表と議論⑨○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○論文の題目を考えます【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
12個別発表と議論⑩○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○論文の題目を工夫します【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
13個別発表と議論⑪○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○中間レポートについて説明します【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
14個別発表と議論⑫○担当の学生が発表を行い、それをもとに議論をします○論文にふさわしい文章を工夫します【予習】発表者のテーマについて自分なりに調べて基礎的な知識を得ておく(30)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(90)
15まとめ○春学期のまとめをし、秋学期の予定について話し合います【予習】春学期に学んだことをふりかえり、秋学期の自分なりの計画をまとめる(60)
【復習】授業中の議論で得られた知見をまとめ、自分の研究に活かせるようにする(60)
    
16レポート試験
評価方法・基
準(評価割合)
研究発表30%、レポート40%、授業態度(参加度、ミニ・ペーパー等)30%で総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『思考を鍛えるレポート・論文作成法(第2版)』井下千以子慶應義塾大学出版会1296円978-4766421071
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』服部良久・南川高志・山辺規子編著ミネルヴァ書房3024円978-4623045921
2.『西洋の歴史 基本用語集〔古代・中世編〕』朝治啓三編ミネルヴァ書房2376円978-4623050871
参考URL
質疑応答
オフィスアワーでを受け付けます。
備考
正当な理由以外の欠席・私語・携帯電話の操作は厳禁です。かばんは机上におかない。発表はしっかり準備し、議論に積極的に参加すること。授業時間内外に個別指導を行います。卒論の目的は歴史研究能力育成ですが、問題点を探し、調査し解答を的確に表現するという、社会人としての基本的技術を学ぶ過程でもあります。進路決定と卒論作成という大プロジェクトの実行には自己管理が重要です。
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更新日付2019/02/14 12:50:22