開講年度2019
科目名日本史基礎講読A-Ⅰ
科目ナンバーH231-162-03
開講種別春学期
対象学年2年
担当者松薗 斉
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
古代・中世の史料に親しもう
授業の概要
自分の関心のある地域や人物について調べることを通じて、古代・中世の史料にどのようなものがあるか、その史料がどのようにしたら入手できるか、などを体験する。さらにそれらを読み、専門的な論文や自治体史・伝記、さらに辞典・系図、史料集などを利用して解釈し、レジュメにまとめて発表する、3年次のゼミの発表の予行練習と思って積極的に参加してほしい。
授業の到達
目標
歴史の勉強を楽しめるようにする。

1) 古代・中世の歴史を調べるためにどのような辞書・事典・史料類があるかを理解し、それらを使いこなせるようにする。
2) 自分で、系図や地名辞典、自治体史などを調べ読むこと。
3) 調べたことをまとめて、それを発表すること
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1第1講 自分の関心のある地名を調べてみよう。歴史的地名とはどのようなものかを理解し、自分の関心のある地域の地名を選択。
2第2講 どのような辞典があり、どれを使えば目的が達せられるか考える。資料室その他で辞典の種類・使い方を指導。
3第3講 地名を調べる―地名辞典を使う。地名辞典を使って目的の地名を調べ、さらにその記事の用語や人名・地名などを調べていく(2時間)
4第4講 系図から読み取る。系図の種類を知り、特に『尊卑分脈』の使い方を学習する(1時間)。
5第5講 地名の理解に必要な各種史料を収集・分析する(1)各種史料集の場所や使い方を学ぶ(1時間)
6第6講 地名の理解に必要な各種史料を収集・分析する(2)収集した史料を読み解くために必要な方法を検討する(2時間)。
7第7講 その地名に関係する歴史的な事件や人物を調べ、それについて同様に調べる。概説書や年表について、その使い方を復習する(1時間)
8第8講 調べたことをレジュメにまとめる。レジュメの作成(2時間)
9第9講 調べたことを発表して、知識を共有する(1)。レジュメに基づく発表の準備(2時間)
10第10講 調べたことを発表して、知識を共有する(2)。レジュメに基づく発表の準備(2時間)
11第11講 質疑応答質問に対する準備。
12第12講 歴史書を読んでみよう(1)日本書紀予習、あらかじめ今日の分を読んでわからない箇所について、調べておく(1時間)。
13第13講 歴史書を読んでみよう(2)大鏡予習、あらかじめ今日の分を読んでわからない箇所について、調べておく(1時間)。
14第14講 歴史書を読んでみよう(3)愚管抄予習、あらかじめ今日の分を読んでわからない箇所について、調べておく(1時間)。
15第15講 歴史書を読んでみよう(4)神皇正統記予習、あらかじめ今日の分を読んでわからない箇所について、調べておく(1時間)。
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
学期末の試験(80パーセント)及び授業における準備状況や発表態度(20パーセント)。また出席も考慮する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『プリントを配布』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室でいつでも受け付けます。
備考
画像
ファイル
更新日付2019/02/14 12:24:06