開講年度2019
科目名西洋史概説Ⅰ
科目ナンバーH111-165-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者中村 敦子
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
古代地中海世界の展開から、中世ヨーロッパ世界の成立と発展について考えます。
授業の概要
本講義では、古代から中世のヨーロッパ史の基本的な事項をとりあげながら、何がどのように問題となっているのかを学びます。我々には遠い世界のように思われる古代・中世ヨーロッパ社会ですが、我々の生きる現代の日本社会が深く影響を受けている近代ヨーロッパ社会の土台となる時代です。今日のヨーロッパの社会・文化を理解し、そして現代社会で我々が生きていく上で、この時代の知識と理解がどのように、そしてなぜ重要なのかを考えてみましょう。
授業の到達
目標
古代・中世ヨーロッパ社会の基本的な流れを理解し、その問題点を考え、さらにこれらの時代を世界史全体の中で論じられるようになる。現代におけるこれらの時代の知識と理解の必要性を述べられるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1イントロダクション○授業の概要と授業の具体的な進め方、学び方、関連資料について説明します【予習】シラバスを読み、授業の大まかな流れをあらかじめ把握しておく(20)
【復習】授業の内容、進め方について振り返り、関連資料を確認する(30)
2古代地中海世界とは○西洋古代史研究の流れとその背景、古代地中海世界の成立について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、古代地中海世界部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
3古代ギリシア世界①○ギリシア・ポリス世界の成立と発展について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、古代ギリシア世界部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
4古代ギリシア世界②○ギリシア・ポリス世界の社会と文化について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、古代ギリシアのポリス社会に関する部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
5古代ローマ世界①○古代ローマ世界の成立について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、古代ローマ世界の初期部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
6古代ローマ世界②○古代ローマ世界の発展について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、古代ローマ世界の社会部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
7古代ローマ世界③○古代ローマ世界の社会と生活文化について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、古代ローマ世界の生活文化部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
8古代地中海世界から中世ヨーロッパ世界へ○西洋中世史研究の流れとその背景について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、古代から中世への変化の部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
9中世ヨーロッパ世界の成立①○ローマ帝国の崩壊と古代末期社会について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、中世ヨーロッパ初期部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
10中世ヨーロッパ世界の成立②○フランク王国の成立と発展について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、フランク王国部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
11中世ヨーロッパ世界の発展①○キリスト教世界の特色について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、キリスト教部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
12中世ヨーロッパ世界の発展②○中世ヨーロッパ社会について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、中世ヨーロッパ社会と生活部分を読む(60)【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
13中世ヨーロッパ世界の変化①○百年戦争・黒死病など、中世ヨーロッパ末期の社会について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、中世ヨーロッパ末期部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
14中世ヨーロッパ世界の変化②○中世ヨーロッパ社会の政治秩序の変容と中世から近世への移行について学びます【予習】高校教科書・資料集・参考書などを活用し、中世ヨーロッパ末期の社会体制の変化についての部分を読む(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
15授業のまとめ【予習】これまでの学習内容の確認をする。(60)
【復習】授業内容を確認し、理解を深める(60)
    
16定期試験【予習】これまでの学習内容をしっかり確認しておく。(120)
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験70%、授業態度(参加度・授業時のミニ・ペーパー等)30%で総合的に評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業時に配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』服部良久・南川高志・山辺規子編著ミネルヴァ書房3024円978-4623045921
2.『西洋の歴史 基本用語集〔古代・中世編〕』朝治啓三編ミネルヴァ書房2376円978-4623050871
参考URL
質疑応答
オフィスアワーに質問を受け付けます。
備考
教科書は授業時に配布します。授業では座席を指定します。授業中の携帯機器の使用や私語は厳禁です。かばんは机上に置かないこと。毎回真剣な態度で臨んでください。正当な理由なく授業の3分の1以上欠席の場合は評価の対象にしません。
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ファイル
更新日付2019/02/04 12:52:03