開講年度2019
科目名美術Ⅰ
科目ナンバーB131-116-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者大羽 恵美
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
仏教美術概論 仏教美術の誕生と発展
授業の概要
仏教美術は東洋美術を知る上でとても重要です。その成立と発展の様相を知ることで、現在私たちが見ることのできる仏教美術をより深く理解することができるようになります。本講義では仏教美術の作品をスライドや関連するテキストを用いて分かりやすく解説します。授業スケジュール前半では仏教美術の概論、後半ではインドの世界遺産の例を用いてそれぞれのトピックに従って解説します。
授業の到達
目標
1.仏教に関する基本的な知識を習得し、自分の言葉で説明することができる。
2.仏教美術の用語を理解し、実作例を用語を用いて述べることができる。
3.仏教美術の誕生とその発展について理解し、説明できる。
4.仏教美術を鑑賞できるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション  〇講義の概要について説明します 【予習】シラバスを読んでおくこと(30) 【復習】授業について確認しておくこと(20)、疑問点があるか確かめること(20)、配布資料を読んでおくこと(20)、配布資料の整理(20)
2文献と芸術作品にみる釈尊の生涯 1  〇釈尊の生涯について、誕生前~誕生~青年時代~出家までを説明します【予習】配布資料(釈尊の生涯)を読んでおくこと(30) 【復習】主要な「事績」について説明するので、具体的な内容を読んでおくこと(40)
3文献と芸術作品にみる釈尊の生涯 2  〇釈尊の生涯について、出家~成道~涅槃までを説明します【予習】配布資料(釈尊の生涯)を読んでおくこと(30) 【復習】主要な「事績」について説明するので、具体的な内容を読んでおくこと(40)
4絵画1 仏伝図  〇釈尊の生涯について描かれた絵画について説明します【予習】配布資料(釈尊の生涯)を読んでおくこと(30) 【復習】主要な「事績」について説明するので、具体的な内容を読んでおくこと(40)
5絵画2 釈尊の前世 〇釈尊の前世について描かれた絵画について説明します【予習】配布資料(釈尊の前世)を読んでおくこと(30) 【復習】主要な物語について説明するので、具体的な内容を読んでおくこと(40)
6仏像1 釈尊の生涯と仏像 〇これまでに学習した釈尊の生涯と仏像との関係について説明します【予習】釈尊の生涯について復習しておくこと(30) 【復習】関連する文献ついて説明するので、内容を読んで復習しておくこと(40)
7仏像2 仏像の誕生 ガンダーラとマトゥラー 〇仏像の誕生の地とされるマトゥラーとガンダーラの仏像について説明します【予習】ガンダーラとマトゥラーの位置を確認しておくこと(30) 【復習】両地域の仏像の違いについて説明できるようにしておくこと(40)
8仏像3 仏像の誕生 ガンダーラとマトゥラー 〇仏像の誕生の地とされるマトゥラーとガンダーラの仏像について説明します【予習】ガンダーラとマトゥラーの位置を確認しておくこと(30) 【復習】両地域の仏像の違いについて説明できるようにしておくこと(40)
9世界遺産1 サーンチー1 〇仏塔について説明します【予習】サーンチーの位置を確認しておくこと(30) 【復習】サーンチー遺跡の仏塔の構造を理解しておくこと(40)
10世界遺産1 サーンチー2 〇仏塔と仏教美術の誕生について説明します【予習】サーンチーの仏塔と浮彫の作例を見ておくこと(30) 【復習】仏教美術の誕生についてサーンチー遺跡の作例を使用して説明できるようにしておくこと(40)
11世界遺産2 アジャンタ1 〇アジャンタ石窟の壁画について説明します【予習】アジャンタの位置を確認しておくこと(30) 【復習】アジャンタ石窟の壁画の例と講義前半で紹介した仏教説話について関連付けて説明できるようにしておくこと(40)
12世界遺産2 アジャンタ2 〇アジャンタ石窟の仏像などの彫刻について説明します【予習】涅槃について講義前半で紹介したテキストを復習しておくこと(30) 【復習】アジャンタ石窟の仏像の例と講義前半で紹介した仏教説話について関連付けて説明できるようにしておくこと(40)
13世界遺産3 エローラ石窟1 〇エローラ石窟の仏像などの彫刻について説明します【予習】エローラの位置を確認しておくこと(30) 【復習】エローラ石窟の仏像の作例と講義前半で紹介した仏教説話について関連付けて説明できるようにしておくこと(40)
14世界遺産3 エローラ石窟2 〇エローラ石窟の構造や建築について説明します【予習】エローラ石窟の概要を読んでおくこと(30) 【復習】エローラ石窟の構造について説明できるようにしておくこと(40)
15総括 〇講義全体を振り返ります【予習】全講義の学習内容の確認 (60) 【復習】筆記試験対策 (120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験60%、授業内小テスト30% 授業参加度10%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中にそれぞれのトピックに応じて紹介します』
参考URL
質疑応答
講義の前後に対応します
備考
本講義ではアジアにおける美術の歴史を、仏教美術の誕生と発展の様相に焦点を当てて解説します。絵画や彫刻などの実技は含みません。指定のテキストはありませんが、講義の前に講義連絡で講義ノートと資料を送信します。各自であらかじめ印刷し、講義に必ず持参するようにしてください。
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更新日付2019/02/05 16:13:15