開講年度2018
科目名実習:歯髄組織の常態と疾患
科目ナンバーD413-573-02
開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
(全)開講学科歯学部歯学科 2015年度以降入学
歯学部歯学科 2002-2014年度入学
部門専門  
開講種別秋学期
対象学年4年
担当者中田 和彦
実務経験教員
関連性が高いディプロマ・ポリシー
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 3時限
秋学期 金曜日 4時限


コーディネーター
担当講座
歯内治療学講座
担当者
主任教授:中田和彦、准教授:松本 享、堀場直樹、講師:柴田直樹、今泉一郎、北村成孝、樋口直也、尾関伸明、稲本京子、山口正孝、鈴木一吉
授業の概要
(目的)
歯髄・根尖性歯周組織疾患の治療に必要な基本的知識、技能、態度を模型実習を通じて修得する。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』「歯内治療学 第4版(医歯薬出版)」、基礎実習帳(6月上旬配布予定)
『参考書』①「エンドドンティクス 第5版(永末書店)」、②「新編 治癒の病理(医歯薬出版)」、③「失敗しない歯髄保存療法(クインテッセンス出版)」、④「抜髄 Initial Treatment (HYORON)」、⑤「臨床根管解剖(HYORON)」、⑥「エンドドンティクス21 歯内療法カラーアトラス(永末書店)」、⑦「歯内療法のケースアセスメントと臨床(医歯薬出版)」、⑧「Pathways of the Pulp 第11版(Mosby)」等
講義(実習)
の方法・形式
学生約20名を一班とする班編成を行い、各班にはインストラクター2名程度を充当して、インストラクターによる示説・デモンストレーションなどを確認しながら、個々の実習項目を行う。
必要機器
なし
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1【実習項目】
器械器具検査

【一般目標(GIO)】
根管処置を行うために必要な器械、器具の名称および使用目的についての知識を修得する。












【実習項目】
天然歯検査

【一般目標(GIO)】
根管処置を行うために必要な歯の解剖学的形態の知識を修得する。













【実習項目】
顎模型作製

【一般目標(GIO)】
根管処置の技術修得のために適したファントーム装着模型の作製を行う。
【実習内容】
Ⅰ.器械器具の確認

【到達目標(SBOs)】
A. 実習で使用する器械器具の名称を列挙し、使用方法を説明できる。

【予習・復習】
予習
・実習帳p1-8の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
E-3-3)-(2)-①
F-1-2)-①

【実習内容】
Ⅰ.天然歯の確認

【到達目標(SBOs)】
A. 天然歯の歯種及び部位を分類し、それぞれの歯の特徴を説明できる。
B. 各歯種別の歯根と根管の数を説明できる。

【予習・復習】
予習
・教科書p8-10、実習帳p17-18の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
E-3-1)-②

【実習内容】
Ⅰ.模型歯の植立

【到達目標(SBOs)】
A. 模型歯を、顎模型の正しい部位、方向および位置に植立できる。
B. 各歯種別の歯根と根管の数を説明できる。

【予習・復習】
予習
・実習帳p21-23の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
E-3-1)-②
中田和彦、稲本京子 他
2【実習項目】
模型歯の根管拡大形成、根管充塡

【一般目標(GIO)】
根管処置を行うために必要な根管拡大形成及び根管充塡に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ.根管拡大形成
Ⅱ.根管充塡

【到達目標(SBOs)】
「根管模型を用いた実習」  
A. 手用ファイルを適切な方法および手順で操作できる。
B. エンドブロックを用いて作業長の設定や確認を行うことができる。
C. 作業長を守り拡大形成を行うことができる。
D. 根管のテーパーについて説明できる。
E. ガッタパーチャ・ポイントの試適、側方加圧充塡を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p134-141、p157-180、実習帳p80-105、p142-158の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①②③
F-1-2)-①
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
3【実習項目】
模型歯のアクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)

【一般目標(GIO)】
根管処置を行うために必要な髄室開拡に関する知識、技能、態度を修得する。
























【実習項目】
彎曲根管の拡大形成

【一般目標(GIO)】
根管処置を行うために必要な彎曲している根管の拡大形成に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ.アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)

【到達目標(SBOs)】
「髄腔模型(上顎小臼歯、上顎大臼歯、下顎大臼歯)および上顎中切歯の根管歯髄模型(彎曲している根管)を用いた実習」           
A. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)を適切に行うことができる。
B. う窩の開拡、軟化象牙質の除去について説明することができる。
C. 髄室開拡の術式、注意事項を説明することができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p127-131、実習帳p55-70の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①
F-3-3)-③

【実習内容】
Ⅰ.彎曲根管の拡大形成

【到達目標(SBOs)】
「上顎中切歯の根管歯髄模型(彎曲している根管)を用いた実習」
A. ステップバック法による根管拡大形成を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p134-141、実習帳p80-105の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
4【実習項目】
彎曲根管の根管貼薬

【一般目標(GIO)】
根管処置を行うために必要な彎曲している根管の根管洗浄、根管貼薬、仮封に関する知識、技能、態度を修得する。

















【実習項目】
天然歯(単根)(プラスチックケース模型)の根管処置 その1

【一般目標(GIO)】
根管処置を行うために必要な髄室開拡、作業長の決定、根管拡大形成、根管洗浄、根管貼薬、仮封に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ.彎曲根管の根管貼薬

【到達目標(SBOs)】
「上顎中切歯の根管歯髄模型(彎曲している根管)を用いた実習」
A. 根管洗浄、根管乾燥、根管貼薬、仮封を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p55-58、p144-150、実習帳p121-141の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①
F-3-3)-③

【実習内容】
Ⅰ. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)
Ⅱ. 作業長の決定
Ⅲ. 根管拡大形成
Ⅳ. 根管洗浄
Ⅴ. 根管貼薬
Ⅵ. 仮封

【到達目標(SBOs)】
「プラスチックケース模型で、天然歯(ヒト抜去歯・単根歯)を用いた実習」
A. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)を適切に行うことができる。
B. 電気的根管長測定器を用いて作業長を適切に決定することができる。
C. 根管拡大形成を適切に行うことができる。
D. 超音波機器を用いて根管洗浄を適切に行うことができる。
E. 根管乾燥、根管貼薬、仮封を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p55-58、p127-150、実習帳p55-70、p71-79、p80-105、p106-120、p121-141の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①
F-2-2)-⑦
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
5【実習項目】
天然歯(単根)(プラスチックケース模型)の根管処置 その2

【一般目標(GIO)】
根管充塡を行うために必要なガッタパーチャ・ポイント試適、根管充塡に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ. ガッタパーチャ・ポイント試適
Ⅱ. 根管充塡

【到達目標(SBOs)】
「プラスチックケース模型で、天然歯(ヒト抜去歯・単根歯)を用いた実習」
A. ポイント試適、側方加圧根管充塡を適切に行うことができる。
B. 根管充塡材の種類ついて説明できる。
C. 根管充塡の方法について説明できる。

【予習・復習】
予習
・教科書p157-185、実習帳p142-158の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①②③④
F-1-2)-①
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
6【実習項目】
ラバーダム防湿

【一般目標(GIO)】
根管処置を行うために必要な臨床を想定したラバーダム防湿に関する知識及び技術を修得する。
















【実習項目】
下顎小臼歯(模型歯)の根管処置 その1

【一般目標(GIO)】
下顎小臼歯の根管処置を行うために必要な髄室開拡、作業長の決定、根管拡大形成、根管洗浄、根管貼薬、仮封に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ.ラバーダム防湿

【到達目標(SBOs)】
A. ラバーダム防湿の意義を説明できる。
B. 患歯に適したクランプの選択ができる。
C. 清潔や安全性に配慮したラバーダム防湿ができる。
D. 患者の痛みや不快感に配慮することができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p41-44、実習帳p47-50の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
F-3-1)-②③
F-3-3)-③

【実習内容】
Ⅰ. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)
Ⅱ. 作業長の決定
Ⅲ. 根管拡大形成
Ⅳ. 根管洗浄
Ⅴ. 根管貼薬
Ⅵ. 仮封

【到達目標(SBOs)】
「ファントーム装着下で、下顎小臼歯(模型歯)を用いた実習」
A. ラバーダム防湿を適切に行うことができる。
B. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)を適切に行うことができる。
C. 電気的根管長測定器を用いて作業長を適切に決定することができる。
D. 根管拡大形成、根管洗浄、根管乾燥を適切に行うことができる。
E. 根管貼薬、仮封を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p41-44、p55-58、p127-150、実習帳p47-50、p55-70、p71-79、p80-105、p106-120、p121-141の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①②
F-2-2)-⑦
F-3-1)-②③
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
7【実習項目】
下顎小臼歯(模型歯)の根管処置 その2

【一般目標(GIO)】
下顎小臼歯の根管処置を行うために必要な根管拡大形成、根管洗浄及び根管充塡を行うために必要なガッタパーチャ・ポイント試適に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ. 根管拡大形成
Ⅱ. 根管洗浄
Ⅲ. ガッタパーチャ・ポイント試適

【到達目標(SBOs)】
「ファントーム装着下で、下顎小臼歯(模型歯)を用いた実習」
A. ラバーダム防湿を適切に行うことができる。
B. 電気的根管長測定器を用いて作業長の確認をすることができる。
C. 根管拡大形成、根管洗浄、根管乾燥を適切に行うことができる。
D. ガッタパーチャ・ポイントの試適を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p41-44、p127-150、p157-185、実習帳p47-50、p55-70、p71-79、p80-105、p106-120、p142-158の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①②
F-2-2)-⑦
F-3-1)-②③
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
8【実習項目】
顎模型作製

【一般目標(GIO)】
根管処置の技術習得のために適したファントーム装着模型の作製を行う。













【実習項目】
彎曲根管の根管洗浄

【一般目標(GIO)】
根管処置を行うために必要な彎曲している根管の根管洗浄に関する知識、技能、態度を修得する。















【実習項目】
上顎前歯(天然歯)の根管処置

【一般目標(GIO)】
上顎前歯の根管処置を行うために必要な髄室開拡、作業長の決定、根管拡大形成に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ.天然歯の植立

【到達目標(SBOs)】
A. 天然歯を、顎模型の正しい部位、方向および位置に植立できる。
B. 各歯種別の歯根と根管の数を説明できる。

【予習・復習】
予習
・教科書p8-10、実習帳p21-23の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
E-3-1)-②

【実習内容】
Ⅰ.彎曲根管の根管洗浄

【到達目標(SBOs)】
「上顎中切歯の根管歯髄模型(彎曲している根管)を用いた実習」
A. 根管洗浄を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p144-146、実習帳p111-120の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①
F-3-3)-③

【実習内容】
Ⅰ. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)
Ⅱ. 作業長の決定
Ⅲ. 根管拡大形成

【到達目標(SBOs)】
「ファントーム装着下で、上顎前歯(天然歯(ヒト抜去歯))を用いた実習」
A. ラバーダム防湿を適切に行うことができる。
B. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)を適切に行うことができる。
C. 電気的根管長測定器を用いて作業長を適切に決定することができる。
D. 根管拡大形成を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p41-44、p127-146、実習帳p47-50、p55-70、p71-79、p80-105、p106-120の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①②
F-2-2)-⑦
F-3-1)-②③
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
9【実習項目】
上顎小臼歯(天然歯)の根管処置 その1

【一般目標(GIO)】
上顎小臼歯の根管処置を行うために必要な髄室開拡、作業長の決定、根管拡大形成、根管洗浄、根管貼薬、仮封に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)
Ⅱ. 作業長の決定
Ⅲ. 根管拡大形成
Ⅳ. 根管洗浄
Ⅴ. 根管貼薬
Ⅵ. 仮封

【到達目標(SBOs)】
「ファントーム装着下で、上顎小臼歯(天然歯(ヒト抜去歯))を用いた実習」
A. ラバーダム防湿を適切に行うことができる。
B. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)を適切に行うことができる。
C. 電気的根管長測定器を用いて作業長を適切に決定することができる。
D. 根管拡大形成、根管洗浄、根管乾燥を適切に行うことができる。
E. 根管貼薬、仮封を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p41-44、p55-58、p127-150、実習帳p47-50、p55-70、p71-79、p80-105、p106-120、p121-141の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①②
F-2-2)-⑦
F-3-1)-②③
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
10【実習項目】
上顎小臼歯(天然歯)の根管処置 その2

【一般目標(GIO)】
上顎小臼歯の根管処置を行うために必要な根管拡大形成、根管洗浄及び根管充塡を行うために必要なガッタパーチャ・ポイント試適に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ. 根管拡大形成
Ⅱ. 根管洗浄
Ⅲ. ガッタパーチャ・ポイント試適

【到達目標(SBOs)】
「ファントーム装着下で、上顎小臼歯(天然歯(ヒト抜去歯))を用いた実習」
A. ラバーダム防湿を適切に行うことができる。
B. 電気的根管長測定器を用いて作業長の確認をすることができる。
C. 根管拡大形成、根管洗浄、根管乾燥を適切に行うことができる。
D. ガッタパーチャ・ポイントの試適を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p41-44、p127-150、p157-185、実習帳p47-50、p55-70、p71-79、p80-105、p106-120、p142-158の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①②
F-2-2)-⑦
F-3-1)-②③
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
11【実習項目】
臨床を想定した超音波洗浄からポイント試適

【一般目標(GIO)】
根管処置を行うために必要な臨床を想定した超音波洗浄からポイント試適までの術式に関する知識及び技術を修得する。























【実習項目】
上顎小臼歯(天然歯)の根管処置 その3

【一般目標(GIO)】
上顎小臼歯の根管処置を行うために必要な根管洗浄、根管貼薬、仮封に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ.臨床を想定した超音波洗浄からポイント試適

【到達目標(SBOs)】
「ファントーム装着下で、下顎小臼歯(模型歯)および上顎小臼歯(天然歯(ヒト抜去歯))を用いた実習」
A. 臨床を想定した正しいポジションで根管処置を行うことができる。
B. 清潔や安全性に配慮した根管処置ができる。
C. 患者の痛みや不快感に配慮することができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p145-146、p168-173、実習帳p115-120、p150-153の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①②
F-3-1)-②③
F-3-3)-③

【実習内容】
Ⅰ. 根管洗浄
Ⅱ. ポイント試適
Ⅲ. 根管貼薬
Ⅳ. 仮封

【到達目標(SBOs)】
「ファントーム装着下で、上顎小臼歯(天然歯(ヒト抜去歯))を用いた実習」
A. ラバーダム防湿を適切に行うことができる。
B. 根管洗浄、根管乾燥、ポイント試適を適切に行うことができる。
C. 根管貼薬、仮封を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p55-58、p144-150、実習帳p111-120、p121-141の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①③
F-1-2)-①②
F-3-1)-②③
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
12【実習項目】
上顎小臼歯(天然歯)の根管処置 その4

【一般目標(GIO)】
上顎小臼歯の根管充塡を行うために必要なガッタパーチャ・ポイント試適、根管充塡に関する知識、技能、態度を修得する。
























実習評価試験1(実技試験1)
【実習内容】
Ⅰ. 根管内細菌培養検査
Ⅱ. 根管充塡

【到達目標(SBOs)】
「ファントーム装着下で、上顎小臼歯(天然歯(ヒト抜去歯))を用いた実習」
A. 根管充塡の時期の判定について説明できる。
B. ポイント試適、側方加圧根管充塡を適切に行うことができる。
C. 根管充塡材の種類ついて説明できる。
D. 根管充塡の方法について説明できる。

【予習・復習】
予習
・教科書p157-185、実習帳p142-158、P160-162の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①②③④
F-1-2)-①②
F-2-2)-⑧
F-3-1)-②③
F-3-3)-③

【予習・復習】
予習
・これまでの実習における学習内容を復習する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。
中田和彦、稲本京子 他
13【実習項目】
下顎大臼歯(模型歯)の根管処置

【一般目標(GIO)】
歯内治療の緊急処置を行うために必要な知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)
Ⅱ. 作業長の決定
Ⅲ. 根管拡大形成
Ⅳ. 根管洗浄
Ⅴ. 根管貼薬
Ⅵ. 仮封

【到達目標(SBOs)】
「ファントーム装着下で、下顎大臼歯(模型歯)を用いた実習」
A. 根尖性歯周組織疾患の急性炎症が強い場合の緊急処置を説明できる。
B. アクセスキャビティ・プレパレーション(髄室開拡)を適切に行うことができる。
C. 電気的根管長測定器を用いて作業長を適切に決定することができる。
D. 患歯安静のための咬頭削除を適切に行うことができる。
E. 根管拡大形成を適切に行うことができる。
F. 超音波機器を用いて根管洗浄を適切に行うことができる。
G. 根管乾燥、根管貼薬、仮封を適切に行うことができる。

【予習・復習】
予習
・教科書p123−124、実習帳p140-141の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①③④
F-1-2)-①②
F-2-2)-⑦
F-3-1)-②③
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
14【実習項目】
根管充塡材除去

【一般目標(GIO)】
再根管治療を行うために必要な根管充塡材除去に関する知識、技能、態度を修得する。
【実習内容】
Ⅰ. 根管充塡材除去

【到達目標(SBOs)】
「ファントーム装着下で、上顎小臼歯(天然歯(ヒト抜去歯))を用いた実習」
A. 再根管治療を説明できる。
B. ピーソーリーマーを使用して根管充塡材を除去できる。
C. ガッタパーチャ溶解剤を使用して根管充塡材を除去できる。

【予習・復習】
予習
・教科書p154-156、実習帳p163-165の学習内容を確認する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。

【コアカリ】
D-2-⑥
E-3-3)-(2)-①④
F-1-2)-①②
F-3-1)-②③
F-3-3)-③
中田和彦、稲本京子 他
15実習評価試験2(筆記試験・実技試験2)【予習・復習】
予習
・これまでの実習における学習内容を復習する(40分)。
復習
・実習帳を再度確認する(50分)。
中田和彦、稲本京子 他
留意事項
1)各班の実習の進行状況を考慮して、随時、シラバスの実習項目の実施順の変更を行うことがあるので、当日の実習内容の説明および指示に従うこと。
2)実技試験、筆記試験は、実習期間中に行う。
3)本実習は実際の臨床を想定して行うため、当日の実習課題は当日中に完了するように実習を進めること。
4)本実習では天然歯(ヒト抜去歯)を用いるので、実習第1日目までに、各自で必ず集めておくこと。
 *必要な歯種は、①上顎前歯、②上顎小臼歯、③犬歯、④上顎大臼歯 各2本(内、1本は予備)で、未治療歯(健全歯)を用意すること。(詳細については、事前に連絡・掲示も行うので、各自必ず確認してください。)
授業以外の
学習方法
・レポート課題
・実習帳および教科書・自ら作成した講義ノートなどによる予習・復習は、実習を効率よく円滑に進めるうえで非常に重要ですので、必ず行ってください。
・図書館を自主的に利用し、参考書を有効に活用してください。また、わからないことは積極的に質問してください。
成績評価方法
実技試験 30%
筆記試験 30%
各回の実習項目の採点、レポート等 40%
(なお、必須項目を時間内に終了し、予備の歯を用いて実習を行った場合、実習項目の採点に加点する。)
参照ホーム
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更新日付2018/03/06 18:45:34