開講年度2018
科目名産官民提携講座Ⅵ
科目ナンバーC231-861-86
M231-861-86
E231-235-14
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者関 千里
単位数2
曜日・時限秋学期 月曜日 3時限
キャンパス名城公園
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
働く上で知っておきたいワークルール(愛知県社会保険労務士会提供講座)
授業の概要
【講義のねらい】 社会保険労務士(社労士)は、弁護士・公認会計士・税理士等と同様、社会的存在意義の高い「士業」である。社労士の仕事領域を知ることを通じて、社会的課題へのアプローチ、「働き方改革」や「女性活躍推進」といったトピックを学び、健康で健やかな働き方について実践的に理解することが可能になる。
 本講義では、仕事と職場のルールである「ワークルール」の理解、職場で活き活きと働くための秘訣を現役社労士が直接伝授します。そして、社会保険労務士の実際、資格を活かした働き方、労働法・社会保険関連の基礎知識を学修します。講義の受講を、社会人となるために必要な知識・ノウハウの習得、各種資格取得へのチャレンジの契機として頂ければ幸いです。なお、講義順序や内容は、進度に応じ変更されることがあります。
授業の到達
目標
【講義の目標】 本講義は、ワークルールの理解、社会保険労務士の実際、資格を活かした働き方、労働法・社会保険関連の基礎知識について学修することを目的とします。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1社会保険労務士とは
◇社会保険労務士の業務と対象領域を理解する。
【事前学修】社会保険労務士について調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
2ワークルールの全体構造(1)
◇労働を取り巻く諸問題を理解する。
【事前学修】労働関連の気になるニュースを調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
3ワークルールの全体構造(2)
◇社会保険制度、労働保険制度を考える。
【事前学修】社会保険・労働保険制度を調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
4働くことについて考える(1)
◇職場の「常識」を考える。
【事前学修】社会人の働き方を調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
5働くことについて考える(2)
◇働きの成果、給与明細の見方を理解する。
【事前学修】給与明細について調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(120)
6メンタルヘルスを考える
◇メンタルヘルスの重要性を学ぶ。
【事前学修】ストレスについて調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
7職場のコミュニケーションを考える
◇職場で活きる対人スキルを理解する。
【事前学修】コミュニケーションスタイルについて調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
8ワーク・ライフ・バランス(WLB)を考える
◇WLBと「健康経営」を理解する。
【事前学修】ワーク・ライフ・バランスについて調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
9雇用形態の多様性を考える
◇正規雇用、非正規雇用をめぐる問題群を学ぶ。
【事前学修】雇用形態、非正規雇用について調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
10労働時間と賃金を考える
◇労働時間と賃金について理解する。
 
【事前学修】労働時間について調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
11ブラック企業問題を考える
◇企業法務的アプローチを学ぶ。
【事前学修】ブラック企業問題について調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
12年金制度を考える(1)
◇学生生活と年金について理解する。
【事前学修】年金制度について調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
13年金制度を考える(2)
◇保険料と年金額について学ぶ。
【事前学修】国民年金の仕組みを調べておく(50)
【事後学修】配布資料の熟読、講義内容の整理を行い、理解を深める(60)
14年金受給の事例詳解
◇年金受給の態様について、実例から学ぶ。
【事前学修】様々な年金制度を調べておく(50)
【事後学修】講義ノートを整理し、理解を深める(60)
15「働き方改革」を考える
◇「働き方改革」とこれからの変化を理解する。
【事前学修】「働き方改革」について調べておく(50)
【事後学修】講義内容の総復習(100)
    
評価方法・基
準(評価割合)
【評価方法】 定期試験は行わず、毎時間の「講義受講シート」の内容(80%)を中心に評価を行い、成績評価においては、授業への参画度・受講態度・受講シート提出状況(20%)を加味して総合的に評価します。

*然るべき理由無く、出席が3分の2に達しない学生(5回以上授業を欠席した者)は単位認定対象外となります。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『特定のテキストは使用しません』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『労働法[第2版]』小畑史子・緒方桂子・竹内寿著有斐閣978-4641150331
参考URL
1.全国社会保険労務士会連合会社会保険労務士についての情報を得ることができる
質疑応答
質疑については、講義後の時間に受付いたします。
その他の曜日・時間帯については、事務室にお問い合わせください。
備考
* 遅刻,私語,携帯電話,授業中の出入り等、社会人としてのマナーに反する行為は厳禁です。

* 授業進行の妨げになる迷惑行為および不正行為については、厳しく対処いたします。
画像
ファイル
更新日付2018/02/03 17:47:41