開講年度2018
科目名金融論B
科目ナンバーC231-236-02
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者内田 滋
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 2時限
キャンパス名城公園
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
授業の概要
標準的な金融論(理論・政策)の考え方を、主として商学部2年次学生向けに編成したものについて修得します。
授業方法(学習指導法): 講義形式で必要に応じて質疑応答形式も取り入れて学習します。したがって、宿題や予習(教科書や参考文献などの学習)ならびに復習をおこなうことが求められます。
また、概ね毎週ミニレポートを書くことが課されます。
授業の到達
目標
到達目標: 現代経済経営の金融(理論・政策)面における諸領域の基礎について、とりわけ主体行動や市場機構などに関する基礎的知識を修得し主要事項について説明できるようになるため、ならびに金融制度・政策にわたる多角的視点から金融動向を観察し現実の諸問題に対して考察し基礎的事項を修得するために、自ら図書館およびインターネットなどを利用し調査することができるようになることを目標とします。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1第1回:わが国の経済発展と金融構造 (戦後の諸特徴)
なお、本講義では、概ね毎回のミニレポートやQ&A等の結果により、授業内容等に適宜フィードバックして行ないます。(以下同様)

          
原則として、予習90分、復習90分。なお、いずれも、教科書・参考書の学習のほか、インターネット利用での関連するホームページ等の参照を含む。以下の2回目以降も同様。
2第2回:規制緩和と金融自由化、グローバリゼーション (概要と効果など)原則として、予習90分、復習90分。
金融自由化とグローバル化の効果には、どのようなものがあるか書き出してみよう。
3第3回:わが国の金融動向と改革 (不良債権処理問題他)原則として、予習90分、復習90分。
左記項目について調べておく。
4第4回:金融機関とガバナンス、CSR(社会的責任)原則として、予習90分、復習90分。
金融機関のガバナンス問題には、どのようなことが考えられるか?
5第5回:利子率・資産価格とファイナンス理論 (概要と諸理論)原則として、予習90分、復習90分。
利子率はどのように決まるか考えてみよう。
6第6回:ポートフォリオ理論 (リスクとリターンほか)原則として、予習90分、復習90分。
ハイリスク・ハイリターンVSローリスク・ローリターンいずれを選好するか?
7第7回:貨幣の本質と機能 (本位貨幣ほか)原則として、予習90分、復習90分。
貨幣にはどのような役割があるか書き出してみよう。
8第8回:貨幣需要と経済活動 1 古典派貨幣理論 (貨幣数量説)原則として、予習90分、復習90分。
左記項目について調べておく。
9第9回:   〃      2 ケインズ革命と現代貨幣理論 (流動性選好説と新貨幣数量説ほか)原則として、予習90分、復習90分。
左記項目について調べておく。
10第10回:貨幣供給と経済活動 1 現金通貨供給、管理通貨制度および商業銀行の信用創造 〈概要と理論他〉原則として、予習90分、復習90分。
左記項目について調べておく。
11第11回:   〃      2 トランスミッション・メカニズム (概要と効果など)原則として、予習90分、復習90分。
左記項目について調べておく。
12第12回:マクロ経済とIS-LM分析 (マクロ経済活動水準と金融政策他)   原則として、予習90分、復習90分。
経済原論の復習をしておく。
13第13回:金融政策の有効性と合理的期待形成 (概要と理論他)原則として、予習90分、復習90分。
左記項目について調べておく。
14第14回:オープン・マクロ経済と外国為替レート、国際収支 (理論と制度)原則として、予習90分、復習90分。
左記項目について調べておく。
15第15回:まとめと評価
期末試験は、試験期間中に行なう予定。
原則として、予習90分、復習90分。
    
評価方法・基
準(評価割合)
期末試験50%、ミニレポートや授業中の質疑応答を含む授業参加に基づく平常の成績50%により評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『『金融読本』(第29版)』島村・中島東洋経済新報社2300円+税978-4-492-10029-5
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『金融論Aに同じ』
参考URL
質疑応答
授業中ないし授業後に行います。なお、アポイントを取ってオフィスアワーにおいても可能です。
備考
経済原論A・B(ミクロ経済学・マクロ経済学)、金融論Aを履修済みないし履修中であることが望ましい。
なお、受講生の履修状況により、適宜、内容・進度等を調整変更することがあります。
また、ミニレポートやQ&A等の結果により、授業内容等に適宜フィードバックする予定です。
適宜、基礎的用語や事項についてのホームワークが課されますので、予習が必要です。
画像
ファイル
更新日付2018/02/19 11:59:40