開講年度2018
科目名国際ビジネス論B
科目ナンバーC231-239-52
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者梶浦 雅己
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 1時限
キャンパス名城公園
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
国際ビジネスに強くなりましょう
授業の概要
国際ビジネスの応用的な事項を習得できるようにする。
授業の到達
目標
国際派をめざす学生諸君へ

日本企業はもとより外資系企業や貿易関係,海外勤務を志望する諸君よ来たれ。
いわゆるグローバル社会が到来し、今やあらゆる商品やサービスは国境を越えて流通しています。しかし一方では、EU,NAFTAなど地域経済圏といった地域主義(リージョナリズム)が活性化しています。また依然として各国主権国家は健在です。すなわち現在の世界は、グローバル(全世界)、リージョン(地域)、ローカル(各国家)といった多層な構造によって構成されています。
 こうした環境において、国際ビジネスを展開する多国籍企業が具体的なビジネスとマーケティング戦略行動をおこなっているのかを明らかにし、理解、実務へ具体的な事例へと応用できるようにすることに繋げるのが本科目の目的です。 講義内容は国際ビジネス論Aを履修した前提で進めますので、履修していない学生には理解が難しい。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション:この授業のテーマ、概要、到達目標、各回の学習内容とスケジュール、予習復習などについて説明する。予習:テキストの準備、はしがきと目次の予読 30分。
復習:授業の進め方をノートに纏める 30分。
2外国市場参入戦略:
1参入方法の選択、2参入方式について
予習:章の予読 30分。
復習:授業内容の纏めと該当する練習問題を解く 30分。
3戦略提携:
1提携から戦略提携へ、2特徴と戦略遂行の留意点
同上
4M&A:
1概念と目的、分類、2世界と日本の動向
同上
5R&D:
1概要、2グローバル化のメリット・デメリット、2グローバルR&D組織、3海外R&D拠点の役割と成長
同上
6調達・生産・ロジスティックス:
1価値連鎖との関係、2グローバル調達・生産・ロジスティックスの特徴
同上
7標準化:
1定義、2背景と動向、3国際ビジネスとの関係
同上
8組織:
1組織構造、2企業統制との関係、3組織文化、4グローバル組織
同上
9人的資源管理(HRM):
1HRMとは、2EPRGアプローチ、3スタッフィングポリシー、4人事評価システム、5ハラスメント
同上
10マーケティング戦略1 市場調査:
1マーケティングミクス、2外国市場の多様性と参入方法
同上
11マーケティング戦略2 市場調査:
1市場調査の手順と方法、2機能等価性
同上
12マーケティング戦略3 市場細分化:
1市場細分化戦略とは、2細分化の方法
同上
13マーケティング戦略4 市場細分化:
1マーケティング戦略の決定、2国際市場戦略の類型、3事例紹介
同上
14イノベーションマネジメント:
1グローバルビジネスとの関係、2研究サーベイ、3特許権との関係、4事例紹介
同上
15総括
14回までの纏めと要点のレビュー
予習:これまでの学習した纏めを予読 120分。
復習:これまでの学習した章の練習問題を解く 120分。
    
16定期試験学習した内容について総復習して準備する 180分。
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験95%、練習問題レポート5%に基づいて判定します。場合によって課題レポートを課すことがあります。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『はじめて学ぶひとのためのグローバルビジネス』梶浦雅己編著文眞堂2800 税別978-4-8309-4810-7
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ICTコンセンサス標準』梶浦雅己文眞堂2500978-4-8309-4800-8
2.『IT業界標準』梶浦雅己文眞堂32004-8309-4506-0
3.『国際ビジネスと技術標準』梶浦雅己文眞堂3000978-4-8309-4573-1
参考URL
質疑応答
オフィスアワー 通年 昼休み(12:10~13:10) 研究室2918 あらかじめ授業時間後かメールで予約すること msmkj*dpc.agu.ac.jp *は@へ変更してください
備考
この科目を履修したい場合は、国際ビジネス論A、マーケティング論、貿易政策、国際マーケティング論、国際商務論を併せて履修することが強く望まれる。 またテキストは必ず準備し、毎回持参すること。私語の多い学生は退室を勧告します。
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更新日付2018/01/23 08:05:13