開講年度 2018 科目名 心理学Ⅱ 科目ナンバー B131-285-02 開講種別 秋学期 対象学年 １年 担当者 新實　千恵里 単位数 2 曜日・時限 秋学期 金曜日 ３時限 キャンパス 実務経験のある教員による授業科目 テーマ 社会の中の私とは？　～現場と心理学～ 授業の概要 心理学は文字通り、人間とは何であるかを追及する、心の学問である。心理学に興味がある方は多いと思うが、直観や思い込みで心を見つめてやしないだろうか。心理学には臨床心理学、社会心理学、発達心理学など、様々な領域がある。その中で心理学Ⅱでは主に、成人期以降の発達と、これからの「私」の身に降りかかるであろうと思われる諸領域である、応用分野などについて取上げる。幅広い心理学全般の基本的知見を概観し、心理学がどのような学問であるかについての理解を深める 授業の到達 目標 社会の中の「私」を主体とした、社会心理学、臨床心理学等について学びながら、将来の自分を考えるきっかけをつくることを目的とする。特に、 ① 半年の学習後、心理学という学問の全体像をつかむことができる。 ② 自分の関心のある専門分野を見つけ、その領域で自己を見つめ直すことができる。 以上が、この講義の到達目標とする 授業計画 回数 授業スケジュール 授業時間外学修・時間(分) 1 オリエンテーション ・評価（ポイント）取得方法、小レポート対策、心理学の誤解 ・心理テストと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 2 発達(3) ・成人期以降の発達課題、危機 ・心理テストと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 3 集団 ・構造、リーダーシップ、社会的影響 ・ワークと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 4 組織(1) ・歴史的背景、人事評価、教育・職務システム ・心理テストと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 5 組織(2) ・報酬システム、適正と適応、職業検査、コンピテンシー ・心理テストと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 6 キャリア ・キャリアサイクル、発達課題、キャリアトラジション ・人生設計表作成と講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 私の人生設計表を完成させて次週提出（20分） 7 ジェンダー ・自分らしさ、フェミニズム ・心理テストと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 8 精神的健康 ・企業とメンタルヘルス、心理療法 ・DVD視聴と講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 9 カウンセリング ・理論、技法、現場 ・心理テストと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 10 犯罪 ・プロファイリング技法、犯罪事例 ・ワークと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 11 環境 ・デザイン、テリトリアリティー、原風景 ・心理テストと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 12 消費 ・ブランド選択、購買意思決定、悪徳商法 ・心理テストと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 13 情報 ・マスコミ、ネットワーク、災害と流言 ・心理テストと講義中に課題に取組み提出 講義最後に復習課題を発表。翌週提出。（10分） 14 セルフ・コーチング ・あなたの土台、あなたの市場価値 ・ワークと講義中に課題に取組み提出 ワーク表を完成させ、それに伴うレポートを翌週提出。（30分） 15 セルフコーチングの総括 定期試験対策 ・試験課題について、評価方法、学習方法 、質疑応答 無 　　　　 16 定期試験 評価方法・基 準(評価割合) 基礎得点(52点)、定期試験得点(48点)の合計100点とし、60点以上を合格とみなす。どのような事情があろうとも60点ないものは不可とし、一切の例外を認めない。基礎得点の内訳は、第2～14回の宿題ポイント計26点(1回の提出で2点）と、13回分の講義中課題ポイント計26点(1回の提出で2点)。また、ポイントの取得問合せには一切応じない。各自、自己責任においてこれを管理することとする テキスト 書名 著者 出版社 価格 ISBNコード 備考 1. 『ベーシック心理学　第2版』 二宮克美・山田ゆかり・譲西賢・天野寛・山本ちか・高橋彩 医師薬出版株式会社 2800 978-4-263-42223-6 参考書 　　・ 参考資料 参考ＵＲＬ 質疑応答 毎回の小レポート裏面に質問事項を記入。翌週の講義冒頭にて答えることとする。 備考 心理学ⅠとⅡの両方を受講することが望ましい。 正当な理由のない遅刻・途中退席は欠席とみなし、5回の欠席で失格扱いとする。 講義出席者のレポート提出期限は次週講義終了時間のみとし、提出期限を過ぎてからの提出は不可とする。欠席者は、最後に出席した講義の課題を提出する。又、レポートの返却はしない。 画像 ファイル 更新日付 2018/02/11 11:41:44