開講年度2018
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
病理学
科目ナンバーA211-492-20
開講学科医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年2年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 金曜日 1時限 203
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)前田 初彦.吉田 和加(歯学部)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
「目 的」
 病理学では、「どのような病気が、どのようにして発症し、どのような経過をたどり、どのような予後となるのか」を学ぶ。このために、他の基礎医学との関係をも考慮し、その原因、発生機構、経過および転帰などの科学的理論を形態と機能の両面から確立し、その本態を教授することによって、疾患の予防、診断、治療を主とした臨床医学の基盤を養うことにある。
授業の到達目標
「授業の到達目標」
 病理学授業終了時において、疾患の予防、診断、治療を主とした臨床医学の基本的知識を修得することにある。
準備学習(予習・復習など)
「準備学習(予習・復習など)」
受講前にシラバスに記載されている授業内容について、教科書の該当箇所を読んで予習すること。授業後は、教科書や配布プリントを読み返して復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1【講義内容】病理学序論と病因論
【到達目標(SBOs)】医療における病理学の役割を概説できる。病気の原因(内因、外因)について説明できる。
E1-2-1, E1-2-2
2【講義内容】先天異常と遺伝子異常
【到達目標(SBOs)】遺伝子に関する基本的知識を確認し、先天異常や遺伝子異常について説明できる。
C6-(7)-③-1, C7-(1)-①-1,3, E2-(3)-①-5
3【講義内容】代謝障害(1)
【到達目標(SBOs)】代謝障害によって生じる退行性病変(変性、萎縮、壊死)について説明できる。
E2-(5)-①-1
4【講義内容】代謝障害(2)
【到達目標(SBOs)】代謝障害によって生じるおもな疾患(肥満、動脈硬化症、脂質異常症、糖尿病、痛風、黄疸など)について説明できる。
E2-(5)-①-2,3
5【講義内容】増殖と修復
【到達目標(SBOs)】傷害された細胞、組織、臓器が修復される際にあらわれる変化(肥大、増生、化生、再生など)について説明できる。
C7-(2)-④-1, E2-(2)-①-4
6【講義内容】循環障害(1)
【到達目標(SBOs)】循環に関する基本的知識を確認し、循環血液量の異常(虚血、充血、うっ血、出血、浮腫、ショック)について説明できる。
E2-(3)-①-1,2,3
7【講義内容】循環障害(2)
【到達目標(SBOs)】閉塞性の循環傷害(血栓症、塞栓症、梗塞、動脈硬化症)、側副循環、高血圧症について説明できる。
E2-(3)-①-1,2,3,4
8【講義内容】炎症
【到達目標(SBOs)】生体の防御反応としての炎症について、関与する細胞、炎症の経過、炎症の分類などについて説明できる。
E2-(2)-①-1,2, E2-(2)-②-1,3,4
9【講義内容】免疫
【到達目標(SBOs)】免疫に関する基本的知識を確認し、免疫機構の概要を説明できる。
C7-(2)-④-1, C8-(1)-①-1,2, C8-(1)-②-1,2,3, C8-(1)-③-1,2,3,4, C8-(2)-①-1,2,3, E2-(2)-②-2,5
10【講義内容】アレルギーと自己免疫疾患
【到達目標(SBOs)】免疫反応がもたらすアレルギーや自己免疫疾患の概要を説明できる。移植の種類と、移植片対宿主病の概要について説明できる。
C7-(2)-④-1, C8-(1)-①-1,2, C8-(1)-②-1,2,3, C8-(1)-③-1,2,3,4, C8-(2)-①-1,2,3, E2-(2)-②-1,3,4,5,7,8,9
11【講義内容】感染症
【到達目標(SBOs)】感染症のおもな病原体や、感染の成立に必要な因子(病原体側の因子、感染経路、宿主側の因子)、常在細菌叢と日和見感染症などについて説明できる。
C8-(4)-①-1,2, C8-(4)-②-1~9, E2-(7)-③-1~10, E2-(7)-④-1~6, E2-(7)-⑤-1,2, E2-(7)-⑥-1,2
12【講義内容】腫瘍
【到達目標(SBOs)】腫瘍の発生機序、細胞異型と構造異型、良性腫瘍と悪性腫瘍、がん腫と肉腫、浸潤や転移、診断方法の概要について説明できる。
E2-(7)-⑦-1,2, E2-(7)-⑧-1,5,6,7,8,9,10,11,12,13
13【講義内容】老化、全体のまとめ
【到達目標(SBOs)】老化の要因と、加齢にともなう諸臓器の変化について説明できる。病理学全般について復習する。
アドバンスト
授業の方法・方略
講義内容の復習を行う。関連する病理組織画像は、病理学画像データベースならびにバーチャルスライドデータベースにアクセスして学習する。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(100%)
教科書
病理学概論 (永末書店)
参考書
わかりやすい病理学 改訂第6版 (南江堂)
オフィスアワー
薬学部事務室に問い合わせてください。
参照ホーム
ページ
内容URL説明
1.AGUD PORTAL SITEデータベースへのアクセスのポータルサイト
2.病理学データベース 病理組織の静止画像と説明のデータベース
3.病理学バーチャルスライドシステム 病理組織のバーチャルスライドのデータベース
画像
ファイル
更新日付2018/02/01 14:18:17