開講年度2018
科目名現代社会と家族
科目ナンバーW231-216-07
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者鈴木 伸智
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
家族法の基礎を理解する。
授業の概要
 人の社会生活の基盤となるのは家族であるといわれる。この家族をめぐって紛争が生じた場合、解決の基準の一つとなるのが民法第4編「親族」・第5編「相続」である。
 「現代社会と家族」では、まず、「誰と誰とが婚姻をすることができるのか」、「離婚をするにはどのようにすればよいのか」、「離婚の際、財産はどのように分けられるのか」、「親子とはどのような関係にあるものをいうのか」などの問題に触れながら、民法第4編「親族」について解説する。
 次いで、第5編「相続」について解説する。相続法は、死亡した人の財産を「いつ、どこで、誰が、どのように承継するか」を定めるルールである。なお、「相続」を理解するには、「親族」はもちろんのこと、財産法の知識も必要となる。
授業の到達
目標
 この授業の到達目標は、受講生が、夫婦・親子・相続に関する法律の全体像を理解するとともに、家族法の基本的な事項について説明できるようになることである。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1総論
親族の範囲について学ぶ
予習:教科書5頁から7頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
2婚姻の成立について学ぶ予習:教科書17頁から24頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
3婚姻の効果について学ぶ予習:教科書25頁から30頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
4離婚の成立について学ぶ予習:教科書37頁から49頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
5離婚の効果について学ぶ予習:教科書51頁から61頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
6婚約・内縁について学ぶ予習:教科書30頁から35頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
7実親子について学ぶ予習:教科書63頁から71頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
8養親子について学ぶ予習:教科書77頁から89頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
9相続の開始について学ぶ予習:教科書119頁から120頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
10相続人(1)
血族相続人と配偶者相続人、代襲相続について学ぶ
予習:教科書121頁から123頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
11相続人(2)
欠格・廃除、承認・放棄、不存在について学ぶ
予習:教科書124頁から130頁、177頁以下を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
12相続財産について学ぶ予習:教科書143頁から154頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
13相続分について学ぶ予習:教科書131頁から141頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
14遺言について学ぶ予習:教科書189頁から199頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)
15遺留分について学ぶ予習:教科書201頁から212頁までを一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(40)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(80)、定期試験対策
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験100%+α
原則として定期試験の結果を基準とする。受講態度によって加点・減点する場合もある。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『はじめての家族法第2版』常岡史子成文堂2000円+税978-4-7923-2635-7
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『なし』
参考URL
1.なし
質疑応答
授業終了後および金曜3時限(オフィスアワー)
備考
・「家族と福祉」のベースとなる講義なので、「家族と福祉」の履修を希望する者は、この授業を履修しておく必要がある。
・六法およびレジュメを必ず携帯すること。
・授業中の私語は禁止する。
・授業中のゲーム機等の操作は禁止する。
・その他、詳細は、第1回目の授業の際に指示する。
画像
ファイル
更新日付2018/02/13 16:11:40