開講年度2018
科目名分子栄養学
科目ナンバーX331-594-49
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者丸山 和佳子
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 2時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
細胞、分子レベルで栄養を理解する
授業の概要
ヒトゲノムの解明がなされて以来、遺伝子多型、遺伝子発現制御を理解することが栄養学においても必要となっている。本講義では栄養指導に必須と考えられる遺伝子およびシグナル伝達のしくみについて概説する。
授業の到達
目標
管理栄養士にとって、栄養と疾患の関わりを分子レベルで理解することは必須である。個人を識別する遺伝子とは何か、その発現制御はどのように行われているか、ヒトの食欲がどのように制御されているかについて理解することで、適切な栄養指導を行うことができるようになることを目的とする。本授業は3年次に開講されるため、合わせて栄養学の基礎科目の総合まとめを行い知識を体系的に整理する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1第1回:消化管機能の調節授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
2第2回:栄養素の消化授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
3第3回:食後の代謝授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
4第4回:空腹時の代謝授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
5第5回:糖質代謝と糖尿病授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
6第6回:脂質代謝とその異常授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
7第7回:タンパク質代謝と排泄授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
8第8回:脂溶性ビタミンとカルシウム代謝授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
9第9回:水溶性ビタミンと鉄代謝、微量ミネラル授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
10第10回:遺伝子発現と体質授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
11第11回:中間まとめ(1)と中間テストこれまでの学習について簡単なまとめと復習を行い、達成度評価のための中間テストを課す(60分)
12第12回:エネルギー代謝授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
13第13回:ホメオスタシス、特に水および塩分の調節授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
14第14回:免疫、凝固系授業内容に関して簡単な小テストを課す(30分)
15第15回:最終まとめ、最終テスト授業およびこれまでに学習した栄養の基礎科目についての全体のふりかえりと重要項目の確認、総合テストを行う。(90分)
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業態度(20点)と、中間および最終テスト(20点+20点+40点)の総和で評価する。これらの総計が60点(可)に満たなかった者は追試を行い、それでもなお60点に満たなかった場合は不可とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『基礎栄養学、生化学、栄養生理学の教科書を使用する』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
月曜日12:00-13:00に教授室で学生との質疑応答(オフィスアワー)を設ける。
備考
栄養学の基礎科目について総合的な理解を得るとともに、医療の現場で実践に役立つ知識を身につけることを目標とする。
画像
ファイル
更新日付2018/02/14 10:49:58