開講年度2018
科目名栄養教育実習B
科目ナンバーX213-594-43
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者酒井 映子
単位数1
曜日・時限秋学期 金曜日 1時限
秋学期 金曜日 2時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
管理栄養士・栄養士の専門業務に必要な栄養教育のスキルを修得する
授業の概要
対象の特性やニーズに適応した栄養教育を行うために必要な基本的スキルを修得する。また、栄養教育に関わる総合的マネジメントができるように、ライフステージ、ライフスタイルなどの対象特性別に栄養・食生活関連情報の収集と分析、解決すべき問題の把握、教育目標の設定、栄養教育プログラムの作成、栄養教育の実施、栄養教育の評価、フィードバックに至る一連の実習を行う。模擬演習として栄養教育媒体を活用した食生活改善のための講習会、乳幼児や病弱者を対象とした個別栄養相談、グループカウンセリングなどを取り上げる。
授業の到達
目標
1.対象の特性に応じた栄養評価・栄養診断ができる
2.対象の特性に応じた栄養教育プログラム(個別および集団)が作成できる
3.対象の特性に応じた栄養教育が実践できる
4.教育実施後の評価に基づきフィードバックが実践できる
5.栄養教育記録(個別および集団)が作成できる
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1栄養教育のための基礎演習1:食生活と健康の関係を理解する実習【予習】健康と食生活について調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、栄養士・管理栄養士が取り組むべき課題について理解を深める(30分)
2栄養教育のための基礎演習2:対象者とのコミュニケーションを確立する方法を習得する実習【予習】行動変容について調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、コミュニケーション技法の基本について習得できるようにする(30分)
3栄養教育のための基礎演習3:カウンセリング技法を取り入れた実習【予習】カウンセリングについて調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、カウンセリング技法の基本について習得できるようにする(30分)
4栄養教育のための基礎演習4:情報の数量的表現法とアンケート調査法に関する実習【予習】アンケート調査法について調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、アンケート調査法の基本について習得できるようにする(30分)
5栄養教育マネジメント実習1:栄養アセスメントに関する実習【予習】栄養アセスメントについて調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、栄養状態の診断ができるようにする(30分)
6栄養教育マネジメント実習2:栄養教育計画に関する実習【予習】プログラムの作成について調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、栄養教育計画の基本について習得できるようにする(30分)
7栄養教育マネジメント実習3:栄養教育の実施、評価、フィードバックに関する実習【予習】評価とフィードバックについて調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、栄養教育後の評価方法の基本について習得できるようにする(30分)
8ライフステージ・ライフスタイル別栄養教育実習1:妊婦・授乳期に対する栄養教育の実習(集団教育技法)【予習】妊婦・授乳婦の栄養課題について調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、妊産婦を対象とした集団教育技法の基本について習得できるようにする(30分)
9ライフステージ・ライフスタイル別栄養教育実習2:乳幼児期に対する栄養教育の実習(集団教育技法)【予習】乳幼児期の栄養課題について調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、乳幼児を対象とした集団教育技法の基本について習得できるようにする(30分)
10ライフステージ・ライフスタイル別栄養教育実習3:高齢期に対する栄養教育の実習(集団教育技法)【予習】高齢者の栄養課題について調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、高齢者を対象とした集団教育技法の基本について習得できるようにする(30分)
11ライフステージ・ライフスタイル別栄養教育実習4:単身者に対する栄養教育の実習(個別教育技法)【予習】単身者の栄養課題について調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、単身者を対象とした個別教育技法の基本について習得できるようにする(30分)
12ライフステージ・ライフスタイル別栄養教育実習5:肥満者に対する栄養教育の実習(個別教育技法)【予習】肥満者の栄養課題について調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、肥満者を対象とした個別教育技法の基本について習得できるようにする(30分)
13食環境づくりにおける栄養教育実習1:食物へのアクセスに関する実習【予習】食環境に関する食物へのアクセスについて調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、食物へのアクセスについて理解を深める(30分)
14食環境づくりにおける栄養教育実習2:情報へのアクセスに関する実習【予習】食環境に関する情報へのアクセスについて調べ学習をする(30分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、情報へのアクセスについて理解を深める(30分)
15食環境づくりにおける栄養教育実習3:SWOT分析を活用した特定集団の食生活改善推進計画に関する実習【予習】SWOT分析について調べ学習をする(60分)
【復習】演習内容の要点をまとめ、食生活改善の意義と必要性について理解を深め、改善計画が作成できるようにする(60分)
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業への取組、実習課題、実習記録により総合的に評価(配点は授業への取り組み20%、課題40%、実習記録40%)する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『栄養教育・指導実習 ワークブック』山下静江 編みらい2300978-4-86015-345-8
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業終了後
オフィスアワー
 月・木曜日 5限
備考
グループ活動により、栄養教育の技法を習得するので、この実習を通してお互いに能力を高め合うことができるように積極的に課題に取り組むことがのぞまれる。
画像
ファイル
更新日付2018/02/06 12:33:59