開講年度2018
科目名食品安全学実験B
科目ナンバーX213-388-32
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者望月 美佳
単位数1
曜日・時限秋学期 水曜日 1時限
秋学期 水曜日 2時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
「食の安全・安心」の評価のための実験手法
授業の概要
食品の安全性に係る実務を担当する管理栄養士・栄養士・食品衛生監視員・食品衛生管理者などとして社会に出るために必要な科目であり、知識だけでなく、現場において適応できる応用力を身につける必要がある。授業では、実験を通じて食品衛生法をはじめとする衛生規範を学び、食品衛生の問題点を把握し対処法を理解する。
授業の到達
目標
食品が食品として本来の機能を発現するためには、まずその食品の健全性の確保が要求される。健全な食品とは、食品の一次機能、二次機能、三次機能を満たすことと同時に安全性の確保が最も重要である。食品安全学実験では、食品の安全性に関する基礎知識と実験手法の習得し応用できることを目的とする。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1【第1回】実験の概要、試薬の調製実験内容の復習および予習のためのノート作成。
2【第2回】微生物検査(1)空中落下細菌の測定実験内容の復習および予習のためのノート作成。
3【第3回】微生物検査(2)手指の細菌、大腸菌群の検査第2回実験結果を基にしたレポート作成。
予習のためのノート作成。
4【第4回】微生物検査(3)食品(加工)中の生菌数の測定と大腸菌群の検査第3回実験結果を基にしたレポート作成。
予習のためのノート作成。
5【第5回】微生物検査(4)鮮魚の生菌数の測定第4回実験結果を基にしたレポート作成。
予習のためのノート作成。
6【第6回】微生物検査(5)調理器具の細菌、大腸菌群の検査第5回実験結果を基にしたレポート作成。
予習のためのノート作成。
7【第7回】非酵素的褐変反応第6、7回実験結果を基にしたレポート作成。
予習のためのノート作成。
8【第8回】食品衛生検査(1)食品残渣検査、食品添加物の抽出第8回実験結果を基にしたレポート作成。
予習のためのノート作成。
9【第9回】食品衛生検査(2)食品添加物の定量第9回実験結果を基にしたレポート作成。
予習のためのノート作成。
10【第10回】コメの品種判別(1)DNAの抽出実験内容の復習および予習のためのノート作成。
11【第11回】コメの品種判別(2)DNAの定量計算・PCR実験内容の復習および予習のためのノート作成。
12【第12回】コメの品種判別(3)電気泳動による識別第10-12回実験結果を基にしたレポート作成。
予習のためのノート作成。
13【第13回】食品衛生検査(3)ヒスタミンの定量第13回実験結果を基にしたレポート作成。
予習のためのノート作成。
14【第14回】食品衛生検査(4)脂質過酸化物の定量第14回実験結果を基にしたレポート作成。
予習のためのノート作成。
15【第15回】まとめこれまで提出してきた全15回分のノートの見直し。
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業への取り組み15点、レポート・実験ノート30点、試験55点、合計100点とし、60点以上を合格とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『第1回目に資料を配布する。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『スタンダード栄養・食物シリーズ8 食品衛生学 第3版』一色賢司編東京化学同人¥2,500+税9784807916689
2.『健康を考えた食品学実験』渡辺達夫・森光康次郎編アイ・ケイコーポレイション¥2,600+税9784874923269
3.『スタンダード栄養・食物シリーズ5 食品学-食品成分と機能性- 第2版補訂』久保田紀久枝・森光康次郎編東京化学同人¥2,600+税9784807916658
参考URL
質疑応答
授業時にその都度対応する。
備考
持ち物:白衣(ダブルボタン)、実験ノート、レポート用紙、保護メガネ、電卓、ハンドタオル、スニーカー
画像
ファイル
更新日付2018/02/01 11:04:47