開講年度 2018 科目名 発声発語障害学Ⅱ(機能性構音障害総論・各論) 科目ナンバー Z231-513-06 開講種別 秋学期 対象学年 ２年 担当者 早川　統子 単位数 2 曜日・時限 秋学期 木曜日 ３時限 キャンパス 実務経験のある教員による授業科目 テーマ 機能性構音障害 授業の概要 障害像から実際の技術を理解する 授業の到達 目標 機能性構音障害は原因が特定されない構音障害である。構音障害全体の中で機能性構音障害の位置づけを確認し、そこから機能性構音障害の本質を理解するまでを学ぶ。構音器官の解剖学的知識、障害音を正しく記録するための音声学の知識、小児を対象とした場合に必要とされる小児の構音発達についての知識を学び、構音障害を客観的にとらえる。また、いくつかの構音サンプルを聴取することで、構音障害の種類について理解し、それを考察することで、言語臨床において実施すべき検査とその評価・訓練に至る一連の流れを実践的に学ぶ。 授業計画 回数 授業スケジュール 授業時間外学修・時間(分) 1 構音障害の概念と理論的基礎 構音について 構音障害の種類 講義復習（30） 2 発声発語器官の形態と機能 構音器官の解剖 講義復習（30） 3 音韻・構音の発達 構音獲得の機序 講義復習（30） 4 機能性構音障害の発生機序と特徴 講義復習（30） 5 構音障害の種類 講義復習（30） 6 構音障害の種類 構音障害の種類に関するレポート作成 7 構音障害の検査・評価・訓練 検査演習（60） 8 構音障害の検査・評価・訓練 情報収集 検査演習（60） 9 構音障害の検査・評価・訓練 検査・記録の方法 誤り音の記し方の課題実施（30） 10 構音障害の検査・評価・訓練 評価・分析のための演習 誤り音の記し方の課題実施（30） 11 構音障害の検査・評価・訓練 評価・分析のための演習 症例評価のレポート作成（60） 12 構音障害の検査・評価・訓練 評価・分析のための演習 症例評価のレポート作成（60） 13 構音障害の検査・評価・訓練 評価・分析のための演習 症例評価・訓練のレポート作成（60） 14 構音障害の検査・評価・訓練 訓練の計画 症例評価・訓練のレポート作成（60） 定期試験に向けた質問を考える（10） 15 構音障害の検査・評価・訓練 訓練方法 定期試験に向けて勉強（120） 　　　　 16 定期試験 定型構音発達を理解する．正しい構音点，構音操作を理解する．誤り音の評価・訓練方法を理解する．構音障害を呈する背景にある障害について理解する． 評価方法・基 準(評価割合) 定期試験100%で評価する。 テキスト 書名 著者 出版社 価格 ISBNコード 備考 1. 『「言語聴覚士のための機能性構音障害学」』 白坂康俊・熊田政信 医歯薬出版 4000円+税 参考書 　　・ 参考資料 書名 著者 出版社 価格 ISBNコード 備考 1. 『「構音障害の臨床」』 阿部雅子 金原出版 2400円＋税 参考ＵＲＬ 質疑応答 適宜回答を行うので、メールあるいは研究室まで問い合わせ 備考 言語聴覚士必須科目 画像 ファイル 更新日付 2018/02/20 13:52:10