開講年度2018
科目名養護概説Ⅱ
科目ナンバーZ131-583-04
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者下村 淳子
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
養護教諭としての活動の実際を体得する
授業の概要
「養護概説Ⅰ」での学習成果を具現化するために、本授業では、養護教諭の役割や職務内容を丁寧に解説していく。また、授業の後半では、養護教諭が学校において養護活動を展開していく際、どのように問題を発見し、解決を図っていくのか、そのプロセスを体得することを目標としている。具体的には、学校で起こりうる可能性のある事例をもとに、健康問題の発見・支援・解決などの一連の流れを体得するものとする。
授業の到達
目標
養護教諭として、保健室の中でどのように子どもと関わっているか、そのプロセスを理解する。子供から「話を聞く」「表情を診る」「痛みの程度を観察する」などを通して、判断・処置の必要性が理解できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション(講義の進め方・学習方法)【予習】養護概説1のプリントを見直しておく
2高校の保健室訪問の報告会【課題】「保健室訪問」が3分以内で発表できるように準備しておく
3養護活動の流れ【予習】養護活動とは何をさすのか、教科書をもとに調べておく
【復習】授業内容をA4サイズ1枚の指定用紙に授業内容をまとめ直したうえで、学びの要点を記載して提出する。
4健康相談の実際①
(理論)
【予習】教科書の該当範囲を読んでおく
【復習】授業内容をA4サイズ1枚の指定用紙に授業内容をまとめ直したうえで、学びの要点を記載して提出する。
5健康相談の実際②
(事例検討)
【予習】教科書の該当範囲を読んでおく
【復習】授業内容をA4サイズ1枚の指定用紙に授業内容をまとめ直したうえで、学びの要点を記載して提出する。
6健康相談の実際③
(検診・測定)
【予習】教科書の該当範囲を読んでおく
【復習】授業内容をA4サイズ1枚の指定用紙に授業内容をまとめ直したうえで、学びの要点を記載して提出する。
7子どもの健康課題の把握と支援①
(慢性疾患の場合)
【予習】教科書の該当範囲を読んでおく
【復習】授業内容をA4サイズ1枚の指定用紙に授業内容をまとめ直したうえで、学びの要点を記載して提出する。
8子どもの健康課題の把握と支援②
(特別な支援を必要とする場合)
【復習】授業内容をA4サイズ1枚の指定用紙に授業内容をまとめ直したうえで、学びの要点を記載して提出する。
9子どもの健康課題の把握と支援③
(心的要因の場合)
【復習】授業内容をA4サイズ1枚の指定用紙に授業内容をまとめ直したうえで、学びの要点を記載して提出する。
10養護教諭の力量向上への取り組み
(研究・研修・国の施策)
【復習】授業内容をA4サイズ1枚の指定用紙に授業内容をまとめ直したうえで、学びの要点を記載して提出する。
11養護教諭の現代的な課題
(複数配置・他職種との連携)
【予習】教科書の該当範囲を読んでおく
【復習】授業内容をA4サイズ1枚の指定用紙に授業内容をまとめ直したうえで、学びの要点を記載して提出する。
12健康問題を組織的に解決する①
(課題整理)
【予習】組織活動とは何かを調べておく
【復習】授業内容をA4サイズ1枚の指定用紙に授業内容をまとめ直したうえで、学びの要点を記載して提出する。
13健康問題を組織的に解決する②
(グループ検討・発表)
【予習】発表できるようにグループごとに集まって内容を確認しておく
14保健教育の実際①教材を作る【予習】教科書の該当範囲を読んでおく
【復習】作成した感想をレポートにまとめる
15保健教育の実際②教材を活用する
まとめと今後の学習にむけて
【復習】教材作成をした感想を発表できるようにしておく。
    
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験50%、レポートの内容40%、授業への参加意欲・態度10%で総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『養護教諭のための現代のニーズに対応した養護学概論』岡田加奈子・河田史宝東山書房2500978-4-8278
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質疑応答は授業時間の最後に行う。また、定期的にレポート提出を課しているので、その中で質問事項を記入してもよい。
備考
養護教諭免許取得のための必須科目である。希望者は受講すること。また、先に「養護概説Ⅰ」を受講していること。ロールプレイ、班別検討会、模擬事例検討会などの演習的な要素も取り入れる。
画像
ファイル
更新日付2018/02/05 12:59:13