開講年度2018
科目名特殊講義14b(住環境の心理学)
科目ナンバーY331-286-07
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者宮崎 幸恵
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 1時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
住まいやそれを取り巻く環境と心身の健康を考える
授業の概要
 本稿では、私たちを取り巻く身近な住環境、すなわち生活の基盤である住まいや公共空間(学校、オフィス、駅、公園、街路など)の有り様が心身の健康に与える影響について事例を通して学んでいく。そのうえで、心身の健康が得られる快適な住環境のあり方を検討して提案できる力を養うことを目標としている。
授業の到達
目標
①住まいに求められる機能と特徴を理解でき、自分の言葉で表現できる。
②室内環境を快適にするための音、光、空気等の条件について理解し、自分の言葉で表現できる。
③色彩が人間に与える心理的な効果・影響について理解し、自分の言葉で表現できる。
④快適なまちにしていくために考慮すべき点について理解し、自分の言葉で表現し、提案することができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1身近な住環境を考える自分の住んでいる「まち」の特徴を自治体のHPを参考に調べる(45分)
2住まい・まちの安全を考える1(減災とすまい・まち)
3住まい・まちの全を考える2(家庭な事故)自分の住まいを点検し、危険な箇所を調べてまとめる(30分)
4住まい・まちの安全を考える3(ユニバーサルデザイン)身近に利用する駅、車両、バス、バス停等のデザインについて、観察し、気づいた点を300字程度にまとめる(45分)
5住まいの歴史と機能
6住まいの変遷と設え
7人間工学、人間行動から住まいを考える
8居住環境を考える1(光環境)
9居住環境を考える2(色環境)
10居住環境を考える3(空気環境)配布資料を読み、気づいた点も含めて200字程度にまとめる(30分)
11居住環境を考える4(音環境)配布資料を読み、気づいた点も含めて200字程度にまとめる(30分)
12居住環境を考える5(温熱環境)自室の環境を再点検する(30分)
13高層住宅とその課題
14都市公園の歴史と機能、街路空間のアメニティ
15まとめ
    
評価方法・基
準(評価割合)
毎回提出する授業概要、気づいた点(10%)
開講期間中に提出する小レポート(10%)
開講期間中に実施する論述式小テスト(20%)
期末試験に提出するレポート(60%)
以上より総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない。必要な資料は適宜配布する。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業前、授業終了時に受け付ける。
備考
授業中の私語、携帯電話操作は厳禁とする。
画像
ファイル
更新日付2018/02/03 13:25:07