開講年度2018
科目名総合演習Ⅱ
科目ナンバーN412-842-71
開講種別秋学期
対象学年4年
担当者川名 淳子
単位数2
曜日・時限秋学期 月曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
古典文学の探究と卒業論文の完成に向けて
授業の概要
 3年次の「講読Ⅰ・Ⅱ」「演習Ⅰ・Ⅱ」では、物語文学と物語絵画の相関を軸に、『源氏物語』を中心とする平安文学の読解・分析を行った。あわせて、作品の歴史的背景の調査、習俗や有職故実への考察も深めた。その成果を、各自、口頭発表を行った後、レポートにまとめた。
 4年次の本科目では、上記の学習・研究を継続してゆく。各自の関心事、考察点をさらに段階的に深めながら、卒業論文制作に向けての執筆作業、関連文献資料の収集、中間報告などを行う。
授業の到達
目標
●各自が順に口頭発表を実施することによって、
①研究テーマを明確化することができるようになる。
②論点の整理されたレジメを作成できるようにする。
③わかりやすい研究発表のための工夫をする。
●受講生相互の質疑応答を通して、
①他の人の発表内容を正しく把握することができるようになる。
②お互いの研究内容を深め合ってゆく。
③自分の意見を正確に伝えることができるようになる。
上記の事柄を目指しつつ、卒業論文制作に向けて各自、具体的な方法を習得し、論文を完成する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1授業ガイダンス 授業の内容、進行、予習・復習方法、成績評価について説明。
卒業論文完成までの学習の流れを確認する。
[予習]シラバスをよく読んでくる。(45分)
[復習]夏休みに進めた研究内容を見直す。(90分)
2執筆中の卒業論文の内容を、各授業時に2名ずつレジメを作成して口頭発表を行う。他の受講者は発表者に意見を述べる。相互に質疑応答を行う。[予習]発表者は発表の準備をする。他の受講者は発表を聴く上で必要な作品や文献を読んでおく。(90分~)
[復習]発表者の資料を見直しコメント用紙に意見を書く。自分の論文執筆を続ける。(90分~)
3前回と同様の手順で、卒業論文の内容についての口頭発表を行う。[予習]前回と同様の手順で予習をする。(90分)
[復習]前回と同様の手順で復習をする。(90分~)
4前回と同様の手順で、卒業論文の内容について口頭発表を行う。[予習]前回と同様の手順で予習をする。(90分)
[復習]前回と同様の手順で復習をする。(90分~)
5前回と同様の手順で、卒業論文の内容について口頭発表を行う。[予習]前回と同様の手順で予習をする(90分)
[復習]前回と同様の手順で復習をする。(90分~)
6前回と同様の手順で、卒業論文の内容について口頭発表を行う。[予習]前回と同様の手順で予習をする。(90分~)
[復習]前回と同様の手順で復習する。(90分~)
7前回と同様の手順で、卒業論文の内容について口頭発表を行う。[予習]前回と同様の手順で予習をする。(90分)
[復習]前回と同様の手順で復習をする。(90分~)
8卒業論文の体裁を整える。タイトル・副題を決定する。目次の決定稿を作る。[予習]タイトル・副題・目次を決定する(90分~)
[復習]論文の執筆を続ける(90分~)
9論文の注の付け方や引用文の表記の仕方などを整える。全体の章立てや項目の立て方を工夫する。文章を推敲する。[予習]授業で配布した資料に基づき作業を行う。(90分~)
[復習]論文の執筆を続ける。(90分~)
10授業と並行して行ってきた個別指導の内容をもとに論文を推敲する。論理の筋道の確認をする。[予習][復習]論文の執筆を続ける。(5時間~)
11論文を推敲し、結論への筋道を明確にする。[予習][復習]論文の執筆を続ける。(5時間~)
12卒業論文を完成させるまでの諸作業を行う。[予習][復習]論文の執筆を続ける。(5時間~)
13卒業論文を完成させる。[予習][復習]論文の執筆を続ける。(5時間~)
14提出した卒業論文の内容を相互に披露し、古典文学研究のあり方について考える。[予習]卒業論文提出報告の準備をする。(90分~)
[復習]各自の古典文学研究の今後のあり方を考える。(90分~)
15各自、今後へつながる研究テーマや文学への関心事項などをまとめ、学期末の研究報告レポートとして提出する。[予習]秋学期中の研究成果を振り返り、報告レポートの作成の準備をする。(90分~)
[復習]完成した卒業論文をよく読み、卒業論文口頭試問の準備をする。(2時間~)
    
評価方法・基
準(評価割合)
資料作成、毎授業時のコメント用紙への記述など平常点(3割)
口頭発表内容と質疑応答の際の発言など(4割)
学期末に、卒業論文の内容を踏まえた報告レポートを提出(3割)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業時にプリントを配布する。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業時間内及びその前後に対応するほか、日時を設定して(3号館4階川名研究室にて)個別指導を行う。またメールでも対応する。(メールアドレス等は授業時に提示する。)
備考
画像
ファイル
更新日付2018/02/05 10:41:19