開講年度2018
科目名書道文化5Ⅱ
科目ナンバーN331-117-55
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者明園 劉作勝
単位数1
曜日・時限秋学期 水曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
隷書の古典を学ぶ(漢代を中心に)
授業の概要
隷書は篆書を母体として漢代に発展した書体である。この講義は碑刻・木簡隷書の歴史的位置付けを理解し、隷書の書風の多様性について学ぶ。
基礎的な隷書の学習により、隷書の用筆・運筆法や結構法を理解でき、表現技法の幅をもたせる。
授業の到達
目標
隷書の技法に慣れ、その成果を活かして創作へ展開して行く
古典の研究を通じ、隷書への鑑賞力を高めるようになる
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「ガイダンス」:授業方針の説明
・本科目の概要と基本的な指導方法について
・用具・用材についての説明
・書道史上における隷書体の位置
・隷書の基本筆使い
【復習】配布資料の解説、字形・筆使いなどについて把握する(60分)
2隷書の筆使い
・横の線、縦の線、横と縦の関係
・斜めの線、点
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
3木簡隷書について
・木簡隷書の学習・臨書
・字形と用筆を重点に置く
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
4木簡隷書の臨書
・字形と用筆を重点に置く
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
5木簡隷書の半切臨書
・条幅作品のまとめ方
・全体構成を重点に置く
・作品の提出・品評
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
6隷書字形の均斉と均衡
・字形の均斉と均衡
・「石門頌」の学習と臨書
・字形と用筆を重点に置く
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
7「石門頌」の臨書
・字形と用筆を重点に置く
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分
8「石門頌」の半切臨書
・条幅作品のまとめ方
・全体構成を重点に置く
・作品の提出・品評
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
9字形の組み合わせ
・字形の組み合わせ
・「曹全碑」の学習と臨書
・字形と用筆を重点に置く
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
10「曹全碑」の臨書
・字形と用筆を重点に置く
・生活中の隷書
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
11「曹全碑」の半切臨書
・条幅作品のまとめ方
・全体構成を重点に置く
・作品の提出・品評
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
12隷書の創作について
・「何紹基臨張遷碑」の学習
・字形と用筆を重点に置く
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
13「何紹基臨張遷碑」の半切臨書
・全体構成を重点に置く
・作品の提出・品評
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
14隷書の創作(条幅)
・各自の古典風格を決める
・内容・字数を決める
・試書とその検討
【予習】創作ための詩文を決める、字形を調べる(60分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(60分)
15授業のまとめ
・創作作品の提出・品評
・生活中の隷書
・「愛学院書展」の出品作の選出
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(60分)
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業態度40%、作品提出40%、作品評価20%、出席状況も考慮して総合的に評価する
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『プリントを配布する』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質疑応答
 研究室:3441 毎週火曜日12:40~13:15
 書道教室:9311教室 毎週金曜日 12:40~13:00
備考
書道用具一式各自準備すること。但し下敷は不要。
 筆(小、大各1本)
 紙(半紙、半切)
 ★紙と墨汁は丸善(3号館1階)で購入できる
画像
ファイル
更新日付2018/02/14 14:03:27