開講年度2018
科目名地域文化研究Ⅷb/Ⅳb
科目ナンバーK231-804-68
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者平野 克典
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 4時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
東南アジアの歴史、文化、経済、政治を知る
授業の概要
 東南アジアは大陸部と島嶼(とうしょ)部に分けられる。本講義では、そのうちの島嶼部に含まれるシンガポール共和国とマレーシアを主として扱う。まずは東南アジア全体の歴史を概観する。その後、地理、歴史、宗教、政治、行政、産業、対外関係の視点からシンガポール共和国とマレーシアを解説していく。
 東南アジアは地理的には日本から近い。しかし、欧米に関する情報量に比して、そのもたらされる情報量は多くはないため、「身近さ」を感じていない学生が多いのではなかろうか。東南アジアに親近感をもてるよう、講義を通じて多様な情報を提供していく。
授業の到達
目標
(1)シンガポールとマレーシアに関する基礎的な知識が習得できる。
(2)両国の文化と歴史、そして現状が理解できるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1イントロ【予習】シラバスを読み本授業内容を把握する(120)
【復習】授業の全体について確認する(120)
2東南アジアの地理、気候、宗教【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】授業内容を確認し理解を深める(120)
3東南アジアの歴史:
海のシルクロードから港市国家まで
【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】アジア海上交易の発展について授業内容を確認し理解を深める(120)
4東南アジアの歴史:
14世紀以降の港市国家の発展
【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】大航海時代との関連から授業内容を確認し理解を深める(120)
5東南アジアの歴史:
西洋列強による植民地時代
【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】植民地前後の東南アジアの変容について授業内容を確認し理解を深める(120)
6イギリス領マラヤ社会の形成【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】マラヤ社会について授業内容を確認し理解を深める(120)
7日本の東南アジアの占領と支配【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】日本の植民地支配について授業内容を確認し理解を深める(120)
8マレーシア:
独立と国家建設
【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】マレーシアの独立について授業内容を確認し理解を深める(120)
9マレーシア:
ブミプトラ政策と開発主義国家
【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】ブミプトラ政策について授業内容を確認し理解を深める(120)
10マレーシア:
経済開発の過程と民主化の波
【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】マレーシアの経済発展と民主化について授業内容を確認し理解を深める(120)
11シンガポール:
イギリスの植民地時代
【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】シンガポールの曙について授業内容を確認し理解を深める(120)
12シンガポール:
占領時代と独立
【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】42年から65年までのシンガポールの歴史について授業内容を確認し理解を深める(120)
13シンガポール:
リー・クワンユー時代の政策
【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】リー・クワンユーの政策について授業内容を確認し理解を深める(120)
14シンガポール:
開発主義国家
【予習】教科書の該当箇所を熟読する(120)
【復習】開発主義国家について授業内容を確認し理解を深める(120)
15総括【予習】試験対策としてこれまでの学習内容の確認(120)
【復習】試験対策としてこれまでの学習内容の確認(120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
授業への参加状況(小テストと授業態度)30%と定期試験70%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『入門 東南アジア近現代史』岩崎育夫講談社現代新書880
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.随時指摘する。
参考URL
質疑応答
授業後、教室にて質疑に応対する。
備考
授業中の私語と携帯電話操作と不必要な入退室を禁止する。
画像
ファイル
更新日付2018/02/07 11:34:44