開講年度2018
科目名西洋古典の文化Ⅱ/西洋古典の文化(ラテン語)Ⅱ
科目ナンバーR231-113-30
H231-165-02
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者大橋 真砂子
単位数2
曜日・時限秋学期 月曜日 1時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
古代・中世のラテン語世界
授業の概要
ラテン語が使用されていた古代・中世の西ヨーロッパの状況について学ぶ授業。古典の文学作品やキリスト教社会におけるラテン語とラテン文字の歴史について学ぶ。
授業の到達
目標
西洋の言語と文化について基礎的な事項を説明できる。ラテン語とラテン文字が現代の言語にどのような形で影響を及ぼしてきているかについて理解できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「イントロダクション」
ヨーロッパ語のなかのラテン語の位置づけについて説明します
【予習】シラバスを読み、授業内容をあらかじめ把握する(20)
【復習】授業の全体について確認する(30)
2「ラテン語の歴史(1)」
ラテン語がいつどこで使われ始め、ラテン文字がどのように成立したかについて説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(ラテン文字、アルファベット)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
3「ラテン語の歴史(2)」
ローマ帝国の公用語のひとつとしてのラテン語について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(ローマ帝国、公用語)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
4「古典ラテンの文学(1)」
古典期のラテン文学の「黄金時代」について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(キケロ、カエサル、ウェルギリウス)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
5「古典ラテンの文学(2)」
古典期のラテン文学の「白銀時代」について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(セネカ、ペトロニウス、プリニウス)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
6「古代における学校と識字」
古代ローマにおける学校教育について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(文法学校、修辞学校)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
7「古代における書物」
古代ローマにおける書物の在り方について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(パピルス、羊皮紙)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
8「キリスト教とラテン語(1)」
古代におけるキリスト教とラテン語の関係について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(ラテン教父)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
9「中世初期西ヨーロッパにおけるラテン語の継承」
ゲルマン人やケルト人による「書き言葉」としてのラテン語の継承について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(ゲルマン部族国家)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
10「カロリング・ルネサンス」
カロリング期フランク王国におけるラテン語文化について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(カール大帝)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
11「キリスト教とラテン語(2)」
中世カトリック教会におけるラテン語使用について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(ウルガタ)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
12「中世におけるアラビア文化の影響」
中世におけるアラビア語文献のラテン語訳について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(中世アラビア文化)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
13「中世の大学」
中世ヨーロッパで成立した大学におけるラテン語の使用について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(自由七学科)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
14「ルネサンスにおける古典研究とその影響」
ルネサンス期に展開した古典研究が西ヨーロッパ文化に与えた影響について説明します
【予習】書籍やインターネットであらかじめキーワード(「コンスタンティヌスの寄進状」)について調べる(60)
【復習】授業内容を確認し、次回の小レポートのための準備をする(60)
15「授業の総括」
授業全体を振り返ります
【予習】試験対策としてこれまでの学習内容を確認する(120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(100点満点)と毎回課す小レポート(理解度と文章力)で総合的に評価する。
評価の配分は、定期試験60%、小レポート40%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中にプリントを配布』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業後に教室内で応じる
備考
画像
ファイル
更新日付2018/02/14 09:21:25