開講年度2018
科目名日本仏教の思想Ⅱ
科目ナンバーR331-112-26
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者龍谷 孝道
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
中世禅宗の仮名法語とその思想
授業の概要
中世禅宗の僧侶に関する仮名法語を講読します。和語によって仏教・禅の思想を説いた仮名法語は、鎌倉時代以降陸続と伝来した禅思想のまさに日本的表詮といえるものです。本講義では特に、初期曹洞宗教団の状況をふまえながら、曹洞宗の仮名法語である『明峰和尚法語』・『智首座に与ふる法語』、臨済宗の仮名法語である『法灯国師法語』を中心として読み解いていきます。またあわせて中国から日本への禅思想の系譜に関する知識も学んでいきます。
授業の到達
目標
中国から日本へと伝来した禅宗の特徴と歴史を説明できる。
仮名法語の読解を通じて理解した仏教・禅に関する要語・術語を説明できる。
日本の仏教漢文・古文の基礎的な読解力を身につける。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス -講義の進め方-【予習】シラバスを読み講義内容について理解しておく(30)
【復習】講義での説明を把握し本講義の内容について理解する(30)
2日本への禅宗伝来【予習】第1回講義で配布した資料を熟読しておく(60)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
3初期曹洞宗教団の展開【予習】第2回講義で配布した資料を熟読しておく(60)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
4明峰素哲の伝記と生涯【予習】明峰素哲について調べどのような人物であったか理解しておく(60)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
5『明峰和尚仮名法語』 読解①【予習】『明峰和尚仮名法語』の指定箇所を現代語訳する(120)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60) 
6『明峰和尚仮名法語』 読解②【予習】『明峰和尚仮名法語』の指定箇所を現代語訳する(120)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
7『明峰和尚仮名法語』 読解③【予習】『明峰和尚仮名法語』の指定箇所を現代語訳する(120)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
8大智の伝記と生涯【予習】大智について調べどのような人物であったか理解しておく(60)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
9『智首座に与ふる法語』 読解①【予習】『智首座に与ふる法語』の指定箇所を現代語訳する(120)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60) 
10『智首座に与ふる法語』 読解②【予習】『智首座に与ふる法語』の指定箇所を現代語訳する(120)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60) 
11『智首座に与ふる法語』 読解③【予習】『智首座に与ふる法語』の指定箇所を現代語訳する(120)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
12曹洞宗と臨済宗の交流【予習】第11回講義で配布した資料を熟読しておく(60)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
13『法灯国師法語』 読解①【予習】『法灯国師法語』の指定箇所を現代語訳する(120)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
14『法灯国師法語』 読解②【予習】『法灯国師法語』の指定箇所を現代語訳する(120)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
15講義のまとめ【予習】これまでの講義内容を振り返って復習しておく(60)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
①3分の2(10回)以上の出席を評価対象の前提とします。
②講義平常点40%、定期試験60%として総合的に評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『講義内に適宜配布します。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『講義内に適宜説明を加えます。』
参考URL
質疑応答
講義中、またはメールにて対応します。(メールアドレスはガイダンスにて連絡)
備考
*講義中の私語や飲食、無断入退室、携帯電話・スマートフォンの操作など、講義と関係のないことやマナーに違反する行為は一切禁止します。
*主体的な学びの意識をもって受講することをお願いします。
画像
ファイル
更新日付2018/02/04 23:22:40