開講年度2018
科目名ドイツ文化事情
科目ナンバーB124-145-61
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者中村 実生
単位数2
曜日・時限秋学期 月曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
ドイツ語圏を知る
授業の概要
ドイツ語圏の歴史・文化・芸術に関する知識を身につけ、広い視野から自分や日本を見つめ直し、世界の多様な文化と価値観への理解を深める。
授業の到達
目標
ヨーロッパ中部にあるドイツ語圏の文化を理解できる。安直な自国・自文化中心主義に陥らない複眼的思考をするための素地を獲得する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス:授業の進め方について
「ドイツ語とその世界」
ドイツ語を話す国々とドイツ語の歴史
小論提出
【予習】シラバスを読み、授業内容を把握(10)
【復習】ハンドアウトを見直す。日本語と日本語の世界についてドイツと比較する(60)
2「食生活」
パン、ジャガイモ、ビール、ワイン、etc.
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。日本の食生活と比較する(60)
3「森と川」
森と川に育まれたドイツの歴史
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。日本の地形と日本人の暮らしについて考える(60)
4「宗教」
これまでと今日の宗教事情
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。日本の宗教事情と比較する(60)
5「ベートーベン『交響曲第九番』」
時代背景と曲の構成から読み解くこの曲に込められた思い
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。「交響曲第九番」を全曲通して聴く(120)
6「ファウスト伝説とゲーテの『ファウスト』」
典型的ドイツ人像の誕生
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。典型的日本人像について考える(60)
7「ウィーンの世紀末」
帝国の終わりと最後の文化的きらめき
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。日本の文化史について調べる(60)
8「ナチ支配と第二次世界大戦」
ドイツはいかにしてナチに運命をゆだね破滅に導かれたか
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。日本の戦前と比較する(60)
9「反ナチ抵抗運動と戦後の過去との取り組み」
現在と未来のための過去との取り組み
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。日本の戦中戦後と比較する(60)
10「ドイツ語圏のユダヤ文化」
ユダヤ人の精神的故郷だったドイツ
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。多数派と少数派の関係について身近にある問題を手掛かりに考える(120)
11「東西ドイツの分裂」
かつて東ドイツという国があった
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。資本主義国家の現状と未来について考える(120)
12「音楽」
ドイツの大衆音楽
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。日本の大衆音楽と比較する(60)
13「ドイツ映画の歴史」
戦前の栄光と戦後の低迷、そして復活
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。日本映画の歴史について調べる(60)
14「最近のドイツ映画」
話題のドイツ映画の紹介
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。気になるドイツ映画を見る(180)
15「今日のドイツ」
世界の中のドイツ
小論提出
【復習】ハンドアウトを見直す。世界の中の日本についてドイツと比較しながら考える(60)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
小論(50%)+期末試験(50%)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『プリントを授業中に配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『現代ドイツを知るための62章【第2版】』浜本 隆志, 髙橋 憲 (著, 編集)明石書店2160978-4750337982
2.『ウィーン・オーストリアを知るための57章【第2版】』広瀬 佳一, 今井 顕(編著)明石書店2160978-4750333946
3.『ドイツ史10講 (岩波新書)』坂井 栄八郎岩波書店820978-4004308263
4.『世界の食文化 (18) ドイツ』南 直人農山漁村文化協会3292978-4540032202
参考URL
質疑応答
授業中,授業の前後,その他都合のつく時間帯。
備考
「ドイツ文化事情」は、第2外国語としてドイツ語を選択している諸君の受講が望ましい。学籍番号が奇数の学生は春学期に、偶数の学生は秋学期に受講すること。
また遅刻、授業中の私語、退出、スマホ等の操作は厳禁とする。
毎時間、授業内容に関する「小論」を書いて提出してもらう。それが平常点となる。真剣な受講態度で臨まなければ十分な平常点を取る事はできないので、それをよく承知の上、登録する事。
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更新日付2018/02/09 10:42:36