開講年度2018
科目名物理学Ⅱ C
科目ナンバーB111-420-02
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者有馬 義康
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 4時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
授業の概要
日常的に感じている熱さ・冷たさや暑さ・寒さ、その指標として用いられている温度とは何か。また、それが変化するのはなぜなのか。熱に関する物理現象の基礎を学ぶ。さらに、熱とエネルギーや仕事との関わりを法則としてまとめた熱力学を学ぶ。
薬学教育モデル・コアカリキュラムC薬学基礎・C1物質の物理的性質・(2)物質のエネルギーと平衡の中に指定されている[気体の微視的状態と巨視的状態]、[エネルギー]、[自発的な変化]、[相平衡]について学ぶことになる。

毎回の授業の途中あるいは終了前に問題(小テスト)を課す。
授業は講義形式であるが、その問題を用いた演習形式も取る場合もある。
授業の到達
目標
科学的な思考方法を会得し、自分で考え、応用できる能力が身につく。
学んでいくそれぞれの項目について、きちんと説明できるようになる。
実生活および医学・薬学における適用例・応用例を知る。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1熱と温度以下、各回とも、配付されたプリントや問題を復習し、きちんと理解し、知識を身に付けていくことが重要である。
特に時間は指定しない。
2温度とエネルギー予習をしっかりとすることで、理解が進みやすくなる。
特に時間は指定しない。
以下、テキスト「物理学基礎」の各回の該当部分を記す。
157~158ページ
3物質の変化158~159ページ
4熱の移動160~163ページ
5気体の状態方程式163~164ページ
6気体の分子運動論164~167ページ
7気体の内部エネルギー167~168ページ
8ファン・デル・ワールスの状態方程式168~170ページ
9熱力学の第1法則172~173ページ
10気体の状態変化174~175ページ
11熱力学の第2法則179~180ページ
12エントロピー186~190ページ
13熱機関180~183ページ
14熱効率183~185ページ
15自由エネルギー、エンタルピー190~192ページ
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
期末筆記試験(70%)および毎講義時の小テスト(30%)により評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『第5版 物理学基礎』原 康夫学術図書出版社2592円(税込)978-4-7806-0525-9「物理学I」と共通
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
講義中に随時質問を受ける。
また、オフィスアワーを中心に、空き時間に4号館4階の物理学研究室内で対応する。
オフィスアワー:月・水曜11:30~13:15、木曜13:30~17:30
備考
わからないところがあれば、そのままにしないこと。
自習で理解できなければ、積極的に質問すべし。
物理学の基礎である力学の知識に不安があれば、春学期に『物理学入門I』を受講すること。
また、電気・磁気の知識が不足している場合は、『物理学入門Ⅱ』を受講すること。
画像
ファイル
更新日付2018/02/19 15:41:52