開講年度2018
科目名教養セミナーⅡ
科目ナンバーB132-841-02
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者遠藤 哲也
単位数1
曜日・時限秋学期 木曜日 1時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
自分で物事を考えられる、自立した大人になろう
授業の概要
 「自立した大人」として社会で生活していく上で必要なことに、「自分の考えを的確に相手に伝えること」があります。自分の考えを主張できなければ、人の意見に流されるだけの主体性のない行動しか取れないからです。そして自分の考えを上手にまとめるためには、様々な情報を整理し読み解く能力が必要です。
 秋学期は、春に行った「得られた情報を図解化(イメージ化)してまとめるトレーニング」を発展させて、「自分の考えを図解化すること」に挑戦していきます。
授業の到達
目標
 生命倫理などの科学に関する資料を読み解きながら、その情報をもとにして自分の考えをまとめ、主張できる能力を身につけることを目指します。科学技術をテーマに挙げたのは一つの例にすぎません。社会で生活していく上で出会うであろうどんな問題も自分の力で切り開くことができる、「自立した大人」になっていくことが本講義の目標です。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「秋学期の目標達成マトリックスの作成」
春学期に作成し、達成度を評価したマトリックスをもとに、秋学期版を作成する。
【予習】改めて、4年間で何を達成したいかについて考えておく。(30)
【復習】どういう意図でマトリックスを埋めていったかについて、振り返っておく。(30)
2「ネットリテラシーについて」
SNSなどで起こっている問題を取り上げ、議論する。
【予習】自分のインターネットの使い方、SNSの利用状況などについて振り返っておく。(30)
【復習】今後のインターネットとの付き合い方について、考える。(30)
3「テキスト本の章全体を図解化する①」
春学期に行った「テキストの章の図解化」を、テキスト第4章について行う。
【予習】テキスト第4章を読み、内容を把握しておく。(60)
【復習】第4章を再度読み直し、作成した図と照らし合わせる。(30)
4「テキスト本の章全体を図解化する②」
春学期に行った「テキストの章の図解化」を、テキスト第4章について行う。
【予習】テキスト第4章を読み、内容を把握しておく。(60)
【復習】第4章を再度読み直し、作成した図と照らし合わせる。(30)
5「テキスト本の章全体を図解化する③」
春学期に行った「テキストの章の図解化」を、テキスト第4章について行う。
【予習】テキスト第4章を読み、内容を把握しておく。(60)
【復習】第4章を再度読み直し、作成した図と照らし合わせる。(30)
6「自分の意見を図解化する①」
テキスト第4章で書かれていることに関する自分の意見を図解化する。
【予習】テキスト第4章を読み、内容を把握したうえで、自分の意見を考えておく。(60)
【復習】自分の意見が図に反映されているかを、確認する。(30)
7「自分の意見を図解化する②」
テキスト第4章で書かれていることに関する自分の意見を図解化する。
【予習】テキスト第4章を読み、自分の意見を考えて、整理しておく。(60)
【復習】自分の意見が図に反映されているかを、確認する。(30)
8「自分の意見を図解化する③」
前週の図をクラスで披露し合い、意見交換をする。それをもとに図を修正する。
【予習】図について発表する準備をしておく。(30)
【復習】クラスメートとの意見交換で、どのような意見があったかを振り返る。(30)
9「自分の意見を図解化する④」
テキスト第4章で書かれていることに対する自分の意見の図解化を完成させる。
【予習】テキスト第4章を読み、自分の意見を考えて、整理しておく。(60)
【復習】自分の意見が図に反映されているかを、確認する。(30)
10「図解化したものを文章化する①」
前週に図解化した自分の意見を、文章に置き換えていく。
【予習】どのような意図で図を作成したかを整理しておく。(30)
【復習】文章を推敲する。(30)
11「図解化したものを文章化する②」
図解化した自分の意見を、文章に置き換えていく。
【予習】どのような意図で図を作成したかを整理しておく。(30)
【復習】文章を推敲する。(30)
12「図解化したものを文章化する③」
図解化した自分の意見を、文章に置き換えていく。
【予習】どのような意図で図を作成したかを整理しておく。(30)
【復習】文章を推敲する。(30)
13「図解化したものを文章化する④」
図解化した自分の意見を、文章に置き換えていく。
【予習】どのような意図で図を作成したかを整理しておく。(30)
【復習】文章を推敲する。(30)
14「図解化したものを文章化する⑤」
図解化した自分の意見を、文章に置き換えていく。
【予習】どのような意図で図を作成したかを整理しておく。(30)
【復習】文章を推敲する。(30)
15「目標達成マトリックスの達成度評価」【予習】各自の目標達成マトリックスを振り返っておく。(20)
【復習】達成度をもとに、2年生へ向けての計画を練る。(60)
    
評価方法・基
準(評価割合)
 講義時間内に作成・提出するレポートや発表の内容をもとに成績評価をします。毎週行っていく作業を積み重ねて、最終的にレポート作成や発表につなげていくので、作業へ取り組む態度や参加状況を重視します。従って遅刻・欠席や、講義・作業への取り組みが十分でないとみなした場合は、減点の対象とします。点数の配分は以下のとおりです。
平常点(参加態度や小レポート)50点+期末レポート50点  計100点
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『はじめて学ぶ生命倫理』小林亜津子筑摩書房780978-4-480-68868-2
参考書
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参考資料
参考URL
質疑応答
 研究室は4号館3階の生物学教室内にあります。質問・相談などがあれば、遠慮なく訪ねてきてください。もちろん授業中の質問・相談も随時受け付けます。

オフィスアワー:研究室を訪ねてもらって、空いていればいつでも対応しますが、金曜日は比較的空いています。
備考
画像
ファイル
更新日付2018/02/20 12:14:45