開講年度2018
科目名教養セミナーⅡ
科目ナンバーB132-841-02
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者石川 一久
単位数1
曜日・時限秋学期 水曜日 1時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
英語の歴史(イギリスにおける民族支配の影響を受けて)
授業の概要
情報収集力や言語表現力などの基礎学習力を培いつつ、英語の歴史を学びながら、言語だけでなく、西洋の歴史、文化、宗教などに対する知的好奇心を喚起し、各専門分野への橋渡しをします。
授業の到達
目標
この授業では、「英語の歴史」を学びます。

 英語には、poolやnameなど、ローマ字のつづり通り発音しない単語が数多くあります。なぜ、つづり通り発音しないのでしょうか。これは、英語をとりまく世界の飛躍的な発達に一因があります。秋学期はこの原因を探るとともに、英語が中世・近代へと発達するにつれて次第に現代英語に近づいてくる状況について学びます。主に、ノルマン人による征服以降におけるイギリスの社会状況の変化、イギリスとヨーロッパとの関係に注目しながら、英語の発達について習得できることを目指します。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ノルマン人による征服

ノルマン人が、イギリスを制服するまでの経緯
復習(30分) (授業で習った内容の確認、以下同様)
2ノルマン体制復習(30分)
3ノルマン体制の中での英語・・・全く異なった語派に属するフランス語を話すノルマン人による支配が英語にどのような影響を与えたかを見ていく。復習(30分)
4英語の復権復習(30分)
5イギリス国内でフランス語が使われなくなる経緯

イギリスとフランスとの対立
ジャンヌ・ダルクの存在(1)
復習(30分)
6中英語について 品詞別に文法を概説 以前の文法からどのように現代英語に近づいたかを見る。

イギリスとフランスとの対立
ジャンヌ・ダルクの存在(2)
復習(30分)
7中英語の方言と英語の標準語について復習(30分)
8チョーサーの作品における英語について復習(30分)
9初期近代英語について復習(30分)
10英語の母音の発音が綴り通り発音されなくなった理由について復習(30分)
11学問の国際語としてのラテン語の影響復習(30分)
12シェークスピアの英語

文法の変化、綴りの変化などについて見る。
復習(30分)
13国際語となった現代英語 復習(30分)
14イギリス英語とアメリカ英語の違い

レポートの口頭発表1
復習(30分)
15レポートの口頭発表2復習(30分)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
試験の成績 65点、
平常点(授業への参加度、プリント(毎回回収)など) 35点(遅刻の場合、授業1回分の点が半減します。)
レポート(希望制、加点)、口頭レポート(希望制、加点)
レポート題目は、授業で扱った事項に少しでも関わっていればOKとします。教養セミナーI・IIの目標である「学問の発見」の観点から、授業を聞いて興味が湧いた事項を優先するためです。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『プリント(無料)使用』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質問は下記参照。
場所 2号館3階2314
時間帯 木: 17:00~18:00
    
備考
西洋史、イギリスの征服民族、英語やヨーロッパの言語に興味のある学生の希望を期待します。

座席は指定します。英和辞典持参のこと(電子辞書可) ただし、携帯電話を辞書代わりに使うことはできません。

授業中の私語や携帯電話の操作は厳禁します。

皆さんの理解度によって進度が多少前後することがあります。
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更新日付2018/02/19 14:07:52